島ぐらし雑記帖

東京の離島・八丈島に暮らして15年。
日々の出来事や感じたことなど、
つれづれに綴っています。
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最後の運動会



昨年の今頃、運動会は大イベントというタイトルで
島の小学校の運動会の盛大さについて書きましたが、
今年もその「運動会」に行ってきました。

前回の記事でも触れましたが、
閉校コンサートとフラダンスフェスティバル
私の住む地域の小学校は来年の3月で閉校してしまいます。

そのため今年が「最後の運動会」となります。

島の場合、小学校の運動会は地域住民の運動会でもあります。

小学生の出場種目の他に、
婦人会・消防団・老人クラブといった各種団体が主催する競技や
中高生リレーや職場対抗リレー・地区対抗リレー
未就学児の宝ひろい、といった地域住民参加の種目があるのです。

わたしの住む地域では、この中の「地区対抗リレー」
運動会のメインイベントになっています。

このリレーに対する住民の思いは熱く、
それは「伝統文化」といってもいいのではないか、
と思えるほどです。

「地区対抗リレー」に出場するのは地域の男性陣。
地区ごとにチームを作って競い合うのですが、
出場選手の年齢の合計が350歳を越えないように
チームを編成するため
「350歳リレー」と呼ばれています。

運動会が毎年開かれる11月3日が近づいてくると、
選手名簿(年齢入り)が回覧版でまわり、
「今年の350歳リレーの優勝は何区だろうか」
というのが、地域全体の関心ごとになってきます。

選手たちは、運動会の2週間前くらいから、
(場合によってはもっと早くから)
区ごとに集まって練習を始めます。

同時に、各地区の「応援団」も練習を開始します。

「地区対抗リレー」は全島の小学校で行われているようですが、
応援団があるのは私の住む地区だけです。

地区ごとに集まった有志が、
ダンスやパフォーマンスを行い、
応援合戦を行うのです。

運動会当日、もっとも人が多くなるのは
この「350歳リレー」が行われる昼前。
各地区ごとに設けられた観覧席はいっぱいになり、
みなが固唾を呑んで、
リレーの模様を見守ります。

このリレーについてはいろいろなエピソードを聞いたことがあります。

「昔は今よりもっと真剣勝負だったので、
リレーで万が一転んだりすると、
その家族はそれから1年間ずっと
肩身の狭い思いをしなければならなかった」とか、
「ある地区はいつも負けてばかりだったので、
子どもたちの世代で勝てるように足の速い女性を嫁にとるようにして、
見事優勝することができた」とか。

このエピソードの真偽はともかくとして、
それだけこのリレーにみんなが思いをかけていたのだ、
ということは、わかっていただけたかと思います。


さて、運動会当日。
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Posted by フナリン
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閉校コンサートとフラダンスフェスティバル

ハワイアン

めったにないことですが、
この週末は、行きたいイベントが2つ重なってしまいました。

一つは「フラダンスフェスティバル」。

世界で最も偉大なフラ・マスターと言われ、
ハワイの人間国宝「アンクルジョージ」こと
ジョージ・ナオペ氏が来島するのを記念して
島のフラダンスチームHULA O HACHIJOが主催したイベントなのですが、
本場のフラダンスを観るチャンスなんてあまりないし、
ぱましゃんとのぱまちゃんによれば、

普段、内地でこちらの方々のフラを見ると
一人一万円はくだらないそうです。


とのこと。

入場料は無料。
これはぜひとも観なければなるまい。

しかし、しかしです。
もう一つ行きたいイベントが同時刻に重なっていたのです。

それは、地元の小学校の「閉校記念コンサート」。

この春、私の住む地区の小学校が廃校になります。
となりの地区と合併して、新しい小学校を作ることになったのです。

私の娘は、その、新しい小学校に来春入学します。

できれば私は娘を、
この廃校になる地元の小学校に、
1年間でもいいから通わせてみたかった。

全校生徒数が20名に満たない小さな小学校ですが、
外部から見ていると、
生徒たちは学年を超えて仲がよく、
小規模校であるが故の良さが、
この学校にはあるような気がしたのです。

そしてこの学校は、立地が最高なのです。
丘の上に立っているので、海が一面に見渡せるのです。
(通う子どもたちは、キツイ坂を昇るのでけっこう大変だと
思いますが・・)

「私もこんな場所で学校生活を送りたかったなあ」
と来るたびに思っていた私は、
卒業生でもないのに、
この小学校に対する思い入れが深いのでした。

そういうわけで、こちらのコンサートも、ぜひ参加したい。

いつも子どもたちと遊んでくれる
小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちも出演するし・・。

どちらに行こうか迷っているところに、
友人から「フラダンスの会場で一緒にお昼を買って食べようよ」
という誘いを受けたので、
とりあえずフラダンスの方の会場に行き、
その後どうするかは子どもたちの様子を見て、
決めることにしました。

(会場では、ハワイにちなんだフーズや雑貨、
その他島のものなどを売る特設マーケットも
同時に開催されることになっていたのです)

昼過ぎ、フェスティバルの会場である公園につくと、
特設ステージが設けられ、
どこかのリゾートホテルにあるみたいな看板が立てられ、
いつもと全然違う雰囲気。

昼食を買い、ちょっとハワイアンチックになった
芝生広場で食べ始めたのですが、
チビ助は食事もそこそこに、
友人の子どもたちと遊び始めました。

子どももたくさん来ていて、
みんな楽しそうに走りまわっているので、
自分もかけずりまわりたくなったのでしょう。

生き生きと遊ぶチビ助に比べ、
姉の方はなんだかノリが今イチ。

「ねえ、コンサートは?」

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Posted by フナリン
島の催し / comments(12) / trackbacks(5)
成人式そして「文化フェスティバル」鑑賞
フェスティバル

團紀彦さんの『るにんせん』をだいぶ前に読み終えたのですが、
このところ「るにん」ネタばかりなので、
今日はちょっと話題を変えて島の話に戻ります。

『るにんせん』の感想は次回へ・・・・

島の1月はイベント続きです。

まず4日、消防団の「出初式」

各地区の消防団の操法大会が行われ、
消防車の放水なども見られ、「餅まき」もあるので、
操法大会出場者の家族はもちろんのこと、
小学生や子連れの親子などで毎年賑わいます。

しかしその頃我が家の子どもたちは、
年末からはやりはじめたノロウィルスにやられて、
遊びにでかけるどころではありませんでした。


次に5日の「成人式」
今年の成人の日は9日でしたが、
島では成人式の祝典は5日に行うのがならわしです。

島の子どもたちは高校を出ると、その多くは離島します。
東京の会社に就職したり、大学や専門学校に入ったり。

それらの若者が正月に帰省するのに合わせて、
ちょっと早めに祝典を行うのです。

そして本来の「成人の日」の祝日には、
今年で25回目となる「パブリックロードレース大会」
が実施されました。

このロードレースの翌週の日曜日に開催されたのが、
今年で17回目になる「文化フェスティバル」

今日はこの「文化フェスティバル」と
「成人式」について書きたいと思います。

「成人の日」というのは一般的には、
その年の成人者及びその家族にとってのみ特別な日ですが、
私の住む島では、もう少し広い範囲の人にとって特別な日
であるように感じます。

自治体の主催する「成人祝賀式」自体は、ごく一般的なものです。

しかしその後に行われる各家庭における祝賀会が
ものすごく盛大なのです。

自分自身の「成人式」を振り返ってみると、
振袖を着て祝典に参加し、その後は家で家族だけで成人を祝い、
夜は同級生たちと居酒屋で盛り上がる、という程度のものでした。
(ちなみにこの成人式の直前に昭和天皇が亡くなったので、
祝典は「自粛」モードで行われたのでした)

おそらくそれが一般的な祝い方ではないかと思うのですが、
島はちょっと違います

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Posted by フナリン
島の催し / comments(6) / trackbacks(1)
「Jump Dance X'mas 」で踊る
踊る

もうすぐクリスマス。この時期になると、
私の住む島でもクリスマス・コンサートや
子どもむけのクリスマスイベントなどが開催されます。

先々週末は、所属しているおやこ劇場の
クリスマス・コンサートに行って
ヴァイオリンとギターの演奏を聴いて
優雅なひとときを過ごす予定だったのに、
私が風邪でダウンして行けず。

1週間で体調を回復させ、
先週末は娘と一緒に
「Jump Dance X'mas DJ Night VOL.3」
というイベントに参加してきました。

この「DJ Night」は、
ミュージシャン高橋英介さん率いる
「太鼓バンド」のライブ演奏と、
DJの選曲したナンバーによるダンスタイムによって構成され、
過去2回、実施されています。

「太鼓バンド」はとても個性的なバンドです。

ギター・ベース・ドラム・キーボード・ボーカルに、
島太鼓やその他の太鼓をジョイントし、
さらに尺八の演奏家やフラメンコダンサーもメンバーに加えて、
島の民謡を現代風にアレンジした曲を
発信しています。

私がこのバンドのライブをはじめて聴いたのは、
ある野外イベントのときだったのですが、
聞き覚えのある民謡が、
いつもとまったく違うリズムで演奏されている
のが、
とても新鮮でした。

今回はこの太鼓バンドに加え、
島の社会人ジャズバンド「スカイピース」
ライブ演奏を行いました。

「スカイピース」は、
ビックバンド編成のジャズバンドで、
サックス・トランペット・トロンボーン・フルート・ベース・
ギター・ドラム・パーカッションといった楽器を操るメンバーは
みな、島在住者。ふだんはさまざまな職場で働いています。
(メンバーには小学生もいます。)

「DJ Nights」は、この「スカイピース」による
クリスマスソングジャズナンバーの演奏で始まりました。

スカイピース

去年の今頃、子どもむけのクリスマスイベントの場で
同じ「スカイピース」の演奏を聞いたのですが、
そのときとはまったく違う雰囲気。

同じ曲を演奏しても、前後の曲との組みあわせ
(前回はアニメソング、今回はジャズナンバー)
観客(前回は親子連れ、今回は子どももいるけど大人がメイン)
場所(前回は屋外、今回はライブハウス風の屋内)
全然違う音楽に聞こえるものなんだな、と
興味深く感じました。

「スカイピース」のライブの後は1回目のダンスタイム。
会場内に設置されたミラーボールがまわる中、
DJが曲を次々かけていきます。

















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Posted by フナリン
島の催し / comments(6) / trackbacks(1)
「住民公休日」は大忙しB臉垢蠑紊りの演芸会
演芸会

「住民公休日」は大忙し.船咾隼弌∋骸屬砲里
「住民公休日」は大忙し宴会準備でごぼうと格闘
と続けて書いて参りましたこのシリーズ、
いよいよ今回でラストとなります。

私の住む地区の、11月23日のメインイベントは
なんといっても演芸会!

はじめてこの演芸会を観にいったのは
4年前のことでした。

その盛り上がり方のすごさにただただ圧倒され、
半ば呆然としてしまったものです。

当時の日記にはこう書いてあります。

会場いっぱいに人がいて
盛り上がっており、楽しかった


そう、会場には
あふれんばかりの人がいて、
演目が終わるごとに大喝采。

明らかに酒気おびの観客から飛び交うヤジと
それにアドリブで応える舞台上の出演者。

前方に固まって、楽しそうに笑ったり
テープを投げている子どもたち。

舞台と観客が一体となって盛り上がる
まさにこれこそ真の「祭り」

義母が言うには、

「昔は娯楽が少なかったから、
この演芸会がほんとに楽しみでね」


とのことなのですが、
まさにその「昔」が未だに続いているかのような光景が
目の前で繰り広げられていたのです。


昨年、この演芸会を見た母が

「楽しかったわ〜
お母さんが子どもの頃にこういうのがあったわよ。
懐かしいわ〜」


という感想をもらしていたのですが、
たぶん一昔前の日本では、こういうのは
当たり前の光景だったのでしょう。

でもそれが今の時代に、
未だに伝統として残っているなんて・・・







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Posted by フナリン
島の催し / comments(4) / trackbacks(0)
「住民公休日」は大忙し.船咾隼弌∋骸屬砲里
神輿1
神輿2

11月23日は一般的には「勤労感謝の日」ですが、
私の住む地域では「住民公休日」と呼ばれています。

この呼び方が島全体に流通しているものなのか、
それとも私の居住区域だけのものなのか、
あるいは世間一般でもよく使われる呼称なのか、
そのへんの事情に通じていないのですが、
少なくとも私は、ここへ来てはじめてこういう
呼び方を聞きました。

私の住んでいる地域では、
農家でなくても自分の畑を持っているのが一般的で、
本業が休みの日でも農作業などを行っており、
働きづめで休みらしい休みがないことから、
「この日だけは仕事を休んで休息しよう」
ということで「公休日」としたのではないか・・

これは義母の話などから私が推察した解釈なので
もしかしたら違っているかもしれませんが、
この「公休日」が、この地域の住民にとって
以前に「運動会は大イベント」で書いた
「小学校の運動会」に
匹敵するくらい重要な日

であることは間違いないと思います。

この日は地元の神社のお祭りの日であり、
夜には地元の公民館で「演芸会」が開かれます。

お祭りはともかく、
この「演芸会」はすごい!

ただの舞台発表にとどまらないものがここにはあります。

詳しくは後述しますが、
はじめてこの演芸会を見に行ったときには
カルチャーショックを受けました。
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Posted by フナリン
島の催し / comments(8) / trackbacks(0)
目玉賞品は鶏?!神社例祭の「抽選会」
maturi 2

私の住む島にはそれぞれの地域に神社があり、
秋になるとあちこちでお祭りが開催されます。

娯楽の少ない島生活を送る子供たちにとって
「祭り」は心躍る楽しいイベント・・・
そう言い切ってしまうのも何ですが、少なくとも
我が家の娘は「祭り」を楽しみにしています。

楽しみにしているのは子供だけでなく大人も然り。

これは祭りに限ったことではないのですが、
島のイベントには
「無料接待」「抽選会」がついているものが多く、
それに惹かれてやってくる大人もたくさんいます。

「無料接待」という言葉は島に来て初めて聞きましたが、
その名の通り、祭りやイベントに来た人に無料で食べ物や
飲み物を提供すること
です。

私の実家の方にはこういう風習はないので、
最初はびっくりしました。
焼きそばや焼肉、ビールに焼酎、
子供には綿菓子やジュースといったものが
無料で供されるのです。

一方、「抽選会」には、
「買い物をしてためた券」でくじを引く福引のようなものと、
「ただそこに行くだけで賞品が当たる」ものがあります。

前者はともかく、後者についてはそれまでの人生経験で
あまりそういうイベントに参加したことがなかったので
(もちろん会社の社員旅行の余興などで経験したことはありますが)びっくりしました。
番号つきのくじをもらい、運がよければ賞品が当たるのです。

当選番号発表の場は、それだけで一つのショーのようなものです。

「もしかしたら当たるかも」というワクワク感の中で、
当選者は皆の前で賞品を受け取り
「良かったね〜」と周りから祝福を受ける。

自分は当たらなくても、当選者の中にはたいていの場合
友人・知人が含まれているので
「わー、○○はあんなのがあたっていいなあ」
「うわっ、あれもらってももしかして困るんじゃない?」
と盛り上がるわけです。
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Posted by フナリン
島の催し / comments(5) / trackbacks(0)
運動会は大イベント
運動会  

私が島に来て最初に驚いたのが、
島の運動会の盛大さです。

「島の運動会」とは何をさすのか?
町民体育大会のことか?


いえいえ、それはなんと小学校の運動会のことなのです。

この島では毎年11月3日に全島一斉に
小学校の運動会が行われるのですが、
これは単に小学生の子どもを持つ親子にとっての一大イベントではなく、
島民全体の大イベント
なのです。

地域住民参加のリレーがプログラムの中に組まれていることもあり、
当日は小学生の子どもを持つ家族のみならず、
地域のおじいちゃん・おばあちゃん・おじさん・おばさん
・中高生・保育園生とさまざまな人たちが応援にやってきます。

しかもこの日のために美容院に行き、新しい服を買う
という人もいるほど、気合の入り方が違います。
そして特筆すべきなのが、この日のお弁当。
運動会にお弁当はつきものですが、
普通はおいなりさんとか巻きずしとかおにぎりですよね。

しかしこの島では弁当のメインは
握りずしなのです。
家庭で握りずしを握るっていうのも驚いたけど、
それが運動会のお弁当として出てくるっていうのはもっと驚き。

量も半端じゃないのです。

すし桶が3つくらい、それにから揚げ・卵焼き・エビフライ・カツ
・煮物といったおかず類がそれぞれにつき重箱一箱ずつぐらいある、
といった感じ。

家族以外の人も食べられるようにということで多く作る
習慣らしいのですが、そういうわけで一家の主婦は
その日は朝からとても大変です。

さてさて、そのようにとても盛大な運動会、
私も当然行って参りました。

我が家にとってのこの日のメインは一つ。

一つ目は宝ひろいという、未就学児を対象にした競技。
保育園児とさらにそれより小さい子たちに分かれ、
保育園児ははしごをくぐって、
それより下の子はそのまま「宝」をめざして走ります。
「宝」の中味はお菓子セット。

保育園年中の娘も、その弟のチビ助も、
ちゃんと走って宝をゲットしました。

二つ目のメインは350歳リレー

正確にいうと、その応援。


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Posted by フナリン
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