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2020.07.05 Sunday

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    逆上がり

    2009.09.24 Thursday

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      勤め先の保育園の子どもたちが、
      「逆上がり」を頑張っている姿を見て、

      「よしっ!この連休中に
      逆上がり、
      ちゃんとできるようにするぞ」

      と思った。

      といっても、もちろん私自身のことではなく、
      (さかあがりは、たぶん、今でも、
      できる・・・と思う)
      息子のことでもなく、
      娘のことだ。

      保育園年長組の息子は、
      年中組のときに、
      逆上がりができるようになった。

      一方、小3の娘は、
      未だにちゃんと、
      逆上がりができない。

      まったくできないわけではなく、
      学校の鉄棒で、過去に1〜2回
      成功したこともあるらしい。

      うちには鉄棒があるので、
      一時期、家でも練習しており、
      私も一度だけ、
      成功した姿を見たことがあるのだが、
      定着はせず、
      そのまま、できなくなってしまった。

      保育園の子どもたちを見ていると、
      一度成功したからといって
      次もうまくいくとは限らず、
      何度も何度も練習を積み重ねることによって、
      毎回ちゃんと成功するようになるのだということが
      よくわかる。

      娘も何度も練習すれば、
      この連休中に
      できるようになるかもしれない。

      そう思って、
      時間があるときに
      「逆上がり、やろうよ」と
      声をかけるようにした。

      以前購入した補助ベルトをつけると
      スムーズにまわれるのだが、
      ベルトがないと
      やはり、できない。

      弟にも逆上がりをやってもらい、
      比べてみると、
      弟の腕はひじのところで曲がっているのに、
      姉の方は腕がまっすぐだということが
      わかった。

      弱点は腕だとわかり、
      「腕をまげて、鉄棒にひきつけて」
      とアドバイスしてみたが、
      頭ではわかっていても、
      腕の力がないので、
      曲げることができないらしい。

      そのうち夫が、
      「懸垂をやったらどうだろう」
      と言った。

      ぶらさがっての懸垂ではなく、
      足をつけて、ななめになっての懸垂。

      その日はもう、逆上がりに
      トライするのはやめ、
      懸垂を少しやった。

      翌日も懸垂を
      少しやった。

      そして、今日。

      最初に懸垂を少しやってから、
      逆上がりに挑戦してみると、
      「あと一歩」のところまで
      足があがったのだ。

      懸垂をやることによって、
      腕を曲げるコツが
      つかめたのか、
      それまでと明らかに
      フォームが違う。

      「すごくいい線言ってるから
      絶対できるよ」

      「ちゃんと腕が曲がってたから
      大丈夫」

      「がんばれお姉ちゃん!」

      夫と私と息子と3人で、
      娘を勇気づけた。

      そして・・・。

      今まで何度やっても
      鉄棒にたどりつかなかった身体が、
      今までのことがまるで嘘みたいに
      くるんと持ちあがった。

      「やった〜!!」

      ついに、成功したのだ。


      娘はうれしそうだった。

      夫も、息子も。

      もちろん私も。


      この瞬間に立ち会えたことに
      感謝。

      感動の海・・そして飛び込み、初挑戦

      2009.09.05 Saturday

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         夏休み最後の土曜日、
        いつものように海に出かけた。

        夫が午後から仕事だったので、
        早めに家を出て、
        乙千代浜へ。

        息子は浮き輪とゴーグル、
        娘は3点セットをつけて、
        親子4人で外海で泳いだ。

        水はあたたかく、
        透明度も高く、
        魚もたくさんいて、
        最高のコンディション。

        ああ、やっぱり海っていいなあと、
        ぷかぷか浮きながら、くつろいでいると、
        そこに、ムロあじの大群が現れた。

        ムロの群れは
        今までにも見たことがあったけれど、
        今回のはスケールが違った。

        すごい。
        思わず目をみはる。

        ものすごくたくさんの魚が
        列になって
        私の眼下を
        通り過ぎていく。

        こんなことは
        めったにない。

        なんという幸運。

        感無量。

        昼食後、
        今度は親子3人で、
        八重根へ。

        ここで泳ぐことはめったにない。

        というか、
        前に一度、
        来たことがあるだけ。

        それなのにこの日に限って、
        ここを選んだのは
        「飛び込み」が目的だった。

        いつも行く乙千代浜にも
        もちろん「飛び込みスポット」は
        あるのだが、
        初心者には難易度が高い。

        というわけで、
        島の中で、一番「飛び込み」が
        しやすいという八重根に
        来てみたのだ。

        はじめての場所に
        息子は大興奮。

        階段がたくさんあるのがうれしいらしく、
        嬉々としてあちこち
        走り回っている。

        ゴーグルをつけて
        足のつく場所で少し泳いでから
        いよいよ飛び込みに挑戦!

        ・・・・のはずが、
        なかなか1歩を踏み出せない
        2人。

        小学生のお兄ちゃん達が
        どんどんばんばん
        飛び込むのを横目で見つつ、
        決心がなかなかつかない。

        姉はともかく、
        弟の方は
        こういうの平気かなあと思ったのだが、
        やっぱり怖いらしい。

        「お母さんと一緒なら行く」

        え〜っ。そんなあ。
        飛び込み、苦手なのだ。

        そんなに高さはないのだけれど、
        下をのぞきこむと
        くらくらする。




        でも、このままだと、
        いつまでたっても
        2人とも飛び込めなさそうなので、
        私も思い切る。

        「一緒だと危ないかもだから、
        まず、お母さんが、飛び込むね」

        立った状態からだと怖くて、
        腰掛けた状態から、
        えいっと飛び込んだ。
        (ほんとはこれ、かえって危ないんだろうけど)

        どっぼ〜ん。
        無事、飛び込めた。
        (でも、1回でいいや、と思う)

        私が飛び込んだのをみて
        安心したのか
        息子の方がすかさず
        「オレもやる〜っ!」

        どっぼーん。ばしゃっ。

        「うわ〜っつ。楽しいっ」

        息子は、
        そこから、
        すっかり飛び込みにはまってしまった。

        何度も何度も何度も何度も、飛ぶ。

        そのうち飛び方も
        大胆になってきた。

        一方、娘はというと・・・・。

        息子が飛んでからしばらく躊躇していたが、
        思い切って一歩踏み出した。

        どっぼーん。

        が、その後2回目が
        なかなか飛べない。

        息子が何度も何度も飛んでいる横で、
        「どうしよう、怖くなっちゃった」
        とウロウロしている。



        「お母さん、もう一度飛び込んでみて。
        そしたら飛び込めるかも」
        というので、
        私も、またまた意を決して、
        今度はちゃんと立った状態から
        飛び込んだ。

        どっぼーん。

        続けて娘もどっぼーん。

        2回目飛び込んで、
        少し吹っ切れたようで、
        その後、マイペースで
        飛び込み始めた。

        そのうち息子が
        「プールに行きたい」
        と言い出した。

        乙千代浜プールが
        この日で終わりだったので、
        最後にちょっと
        泳ぎに行こうと言ってあったのだ。

        そこへ娘の一声

        「待って、もう少しだけ、
        飛び込みさせて」

        やっと飛び込めるようになったので、
        何度もやって、
        慣れたかったらしい。

        八重根を出たのは、
        もう4時近かった。

        家を出たのが1時半だったから、
        途中、休憩もしたけど、
        2時間ほど、
        飛び込みばかりやってたことになる。

        よくも飽きずにまあ。

        子どものパワーはすごい。

        八重根から車で10分。
        乙千代プールへ到着。

        最後の日なので、
        片付けが始まっており、
        プールを囲っていた柵や網が
        なくなっていて、
        いつもと違う風景が
        そこに広がっていた。

        すぐそばに海が広がり、
        壮大な感じがする。

        カメラ、持ってくればよかった、と
        ちょっと後悔。

        プール終了の5時ギリギリまで泳ぎ、
        乙千代を後にする。

        モノが撤去されて、
        水がどんどん少なくなっていくプールを見ていると、
        「ああ、夏も終わりだなあ」
        と少しさみしくなった。

        いや、でも、9月いっぱいは
        まだまだ海いくぞ〜!!
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