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2020.07.05 Sunday

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    旬の味覚「島たけのこ」 そしてまもなく梅雨

    2007.05.26 Saturday

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      今回は、島の旬の味覚をちょこっとご紹介します。

      毎年5月を過ぎると島の人が好んで食べるのが
      「島たけのこ」。


      皮をむくと、こんな感じ。


      正式名称はよくわからないのですが、
      一般的に食用としてでまわっている筍のように
      大きくて太いものではなく、
      細くて小さいです。

      苦味のあるものと、そうでないものがあり、
      それは種類が違うのか、
      それとも時期によって味が異なるのか、
      よくわかりませんが、
      どちらも素朴な味でおいしいです。

      食べ方はいくつかありますが、
      一番シンプルでおいしいのが、
      そのまま網で焼いて、皮をむいて食べるやり方。

      これがその焼きたけのこです。


      味噌をつけたり、
      塩をふったりして食べるのですが、
      子どもたちはこれが大好物。
      皮をくるくるむいて食べるのも楽しいのかもしれません。

      丸ごと焼く以外の料理法としては、
      皮をむいて、細かく切っていためたり、
      煮物にします。

      これは、義母が煮付けてくれたもの。
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      『女の子どうしって、ややこしい!』と4月に読んだ本

      2007.05.19 Saturday

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        前回、読書記録を書いたのは2月でした。

        その後、下の子の保育園入園とともに、
        フルタイムのアルバイトを始めたため、
        3月はほとんど本を読む時間がとれませんでした。

        その3月に唯一読んだのが、
        この『女の子どうしってややこしい!』です。

        図書館でたまたま目について、
        ちょうど娘の保育園での女の子同士の人間関係に
        ちょっと悩んでいた時期だったので、
        参考になるかもと思って借りてみました。

        対象が、もう少し上(小学校高学年〜思春期)の女の子
        だったのと、アメリカの本だったので、
        直接参考にはならなかったのですが、
        とても興味深い内容の本でした。

        以下は、アマゾンの内容紹介部分からの引用です。

        突然口をきかなくなる、うわさを流す、
        悪口を書いたメモをまわす、
        じろじろ見て笑う…。

        女の子のいじめは間接的で巧妙なので、外からはわかりにくい。
        だが、いじめられた経験が心の傷になっている女性は少なくない。
        なぜ女の子はこんなことをするのか?

        本書の著者は、女の子独特のいじめを「裏攻撃」と名づけ、
        その実態を初めて明らかにする。

        そして、いじめにあったとき、
        辛い日々をどう乗り越えていけばいいのか、
        親身にアドバイスしている。

        いじめられた経験のある女性、
        いままさにいじめで苦しんでいる女の子やその親、
        学校関係者必読の全米ベストセラー。


        「いじめ」とまではいかなくても、
        女の子同士のちょっと陰湿な関係というのは、
        女性なら誰でも経験したことがあるのではないかと思います。

        私もその例外ではありません、

        思い返せば、
        小学校時代のもっとも仲良くしていた女の子との関係は、
        「いじめ」に近いようなところがあったし、
        (わたしがいじめられる側)
        中学時代には、逆に、気に入らない女の子を、
        他の友人たちと一緒に
        一時的に「仲間はずれ」みたいにしてしまったこともあります。

        そしてその両方とも、そのことを
        思い出すと、とてもいやな気分になります。

        その反面、
        「女の子っていうのは、そういうもんだから
        仕方ないよな」と思っている部分もあったのですが、
        本書によると、
        それは決して女の子の本質ではなく、
        文化的な側面が大きいのだそうです。

        男の子の場合、多少のけんかはむしろ奨励されますが、
        女の子の場合は、
        「女の子はやさしくあれ」
        「女の子はけんかなどするものではない」
        「人間関係をうまく築けない子は女の子として失格」
        という「女の子の攻撃性を否定する文化」によって 、
        本来持っている闘争的な心を抑圧させられるので、
        表には見えない巧妙なやり口で
        仲間を攻撃するようになるのだとか・・

        アメリカと日本では文化的な背景がかなり違うものの、
        なるほど、と納得させられる記述がたくさんありました。

        今の日本の若い世代は、「女の子はこうあるべし」
        という抑圧なんて受けていないようにも思えるのですが、
        思春期のお子さんを持つ方からちらっと聞いたところ、
        やっぱり女の子どうしの関係というのは
        相変わらず大変なようです。

        目に見えない文化的抑圧が未だにあるからなのか、
        はたまた、もっと別のところに原因があるのか。

        いずれにしろ、
        本書は、女の子を持つ親にとって、
        また、女の子同士のややこしい関係を
        過去に経験したことのある女性にとって、
        読むべき価値のある本だと思います。

        以下、4月に読んだ本について
        簡単に記しておきます。


        <4月に読んだ本>

        『3時間睡眠でなんでもできる!』
         奥薗壽子


        ネットの古本屋で安く売っているのをみつけ、
        前から読みたかったので、購入した。

        稲づくり体験・その1 田おこし

        2007.05.15 Tuesday

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          先日、「田おこし」を体験してきました。

          「田おこし」って何?って感じの方もいると思いますが、
          (私もその一人でした・・体験するまでは)
          田んぼに水をはる前に行うもので、前年度の稲刈り後の土を
          肥料などをおりまぜながら起こす作業です。

          なぜいきなり「稲作作業」なのか?

          実は、これは、この5月から始まった「稲づくり体験」の
          第一回目なのです。

          主宰は、以前記事にしたことのある「おやこ劇場」。
          (→人形劇団プーク『ピンクのドラゴン』を観る
          「子ども文化講座」に参加

          島には、畑はそこらじゅうにあるけれど、
          田んぼはみかけません。

          昔は稲作もやっていたようなのですが、
          今は自家用に作っている家が1軒あるかないか、
          という状態だそうです。

          田んぼが周囲にたくさんあり、
          当たり前のように稲作を見てきた自分と違い、
          (本当にただ「見てきただけ」だけど・・)
          子どもたちは「田んぼ」というのがどういうものなのかも
          よくは知らないんだなあと思い、
          良い機会だから、子どもともども参加してみることにしました。

          島の各小学校でも「稲作体験」は取り入れられていて、
          そのための田んぼもあるのですが、
          聞くところによると、実際に子どもたちが体験するのは
          「田植え」と「稲刈り」くらいだそうです。


          それに対して今回私が参加する「稲づくり体験」は、
          途中の草取りまで含めた、
          稲作りのすべての過程に参加しようというもの。

          めったにできない、貴重な体験です。

          実はこの企画、「おやこ劇場」の会員だけでなく、
          広く島民に参加者を募ったのだけれど、
          反応はいまひとつだったよう。

          都会だったら、こういう体験を欲してる人もけっこういて
          すぐ定員がいっぱいになりそうですけどね。

          さて、本題に戻って、「田おこし」です。

          田んぼの作業について何にもわかっていなかった私は、
          もうすでに水がはられているものと思って、
          「泥水でじゃぶじゃぶできるぞ〜」と子どもたちに言い、
          泥がはねてもいいような軽装で、
          軍手も持たずに行ってしまいました。
          足元はビーサン。(裸足になるつもりだったので)

          行ってみたら、あれ?水がない・・。

          そうか、今日は水をはる前の段階の作業だったのね・・。

          ところどころに積まれている黒っぽいものがあるけど
          あれは何?



          「ああ、あれは堆肥ですよ」
          「堆肥・・っていうと」
          「牛の糞を発酵させたもの」

          どうやら、今日の最初の作業は、
          鍬と手で、この堆肥をあちこちに散らすことらしい。

          糞さわるんなら軍手持ってくるんだったあ〜
          そして、長靴はいてくればよかったあ〜

          もらったビラに「軍手など必要に応じてお持ち下さい」
          と書いてあったので、別になくてもいいのかなと
          思ってしまったのでした。

          しかしまあ、ビーサン汚すよりは裸足の方がいいや、
          あとで洗えばいいし・・・と、
          子どもも私も裸足で土の上に。

          娘が「やだ〜うんち」と言ったので、
          ここで親たる私がひいてはいかんと思い、
          「ほ〜ら平気だよ」と素手で堆肥をまきちらしてみました。

          糞とはいえ、発酵してるので匂いもないし、
          意外と抵抗感はありませんでした。
          (でもやっぱり、軍手はあった方がいいな)

          ある程度堆肥が均等になったら、
          今度はいよいよ、土を耕します。

          せっかくの「稲づくり体験」なので、鋤を使用。

          ベテランの指導者に見本を見せてもらいながら、
          みなで交代で鍬を使って土を混ぜ起こします。




          けっこう大変・・。

          島的・GWの過ごし方

          2007.05.07 Monday

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            どこに住んでいようとも、当然のことながら、
            休日の過ごし方は人それぞれ。

            とくに決まった「島的過ごし方」なんてものが
            あるはずもないのですが、
            それを承知であえて分類するとすると、
            島人のGWの過ごし方は2パターンに分けられます。

            すなわち、島を出る人と、
            島にとどまる人と。

            せっかくのお休みだから上京したい!
            と思う人も多いと思うのですが、
            飛行機代もばかにならないし、
            実際にGWに上京する(あるいは、羽田経由でどこかへ出かける)人
            というのは、それほど多くはない気がします。
            観光地なので、仕事で大忙しの方もたくさんいますし。

            島にとどまっていると
            「大型連休」という気はあまりせず、
            (もちろん、観光客の方があちこちにいるので、
            どことなくいつもと違う雰囲気ではありますが)
            いつもどおりに時が過ぎていきます。

            ただ違うのは、朝から晩まで子どもたちが家にいること。

            天気のいい日は、子どもたちは
            家の中に閉じこもってなんていられません。

            「どっか行こうよ〜」

            島暮らしのいいところは、
            車でちょっと10分も走れば、
            海でも山でも、自然に恵まれた場所に行ける事。

            朝のんびり起きて、
            のんびり家事をして、
            昼ごろから「さあ出かけよう」と
            重い腰をあげても、十分「行楽」が楽しめます。

            さて、そんなGWのある日、
            子どもたちと3人で、観光ルートをお散歩してきました。

            おにぎり握って、昼近くに出発。

            家から5分たらずの場所に車をとめて、
            それぞれリュックを背負って歩き始めます。



            観光客の家族連れに混じって、
            わたしたちもなんだか観光気分。

            あちこちでカメラをパチリ。


            実は私は、この道を歩くのは始めてです。
            車では何十回も、通ったことがあるけれど・・・。

            車道だけれど、ほとんど車は通らないので、
            のんびりゆったり歩けます。
            なかなか趣深い風景が広がります。



            さて、目的地につきました。



            ここは有名な観光名所なのだけれど、
            この遊歩道を歩くのは始めて。

            遠足で来たことのある娘を先導に、
            ゆっくり階段を登ります。


            つり橋があり、滝がありました。
            この遊歩道は、滝の後ろを通るようになっています。
            滝の裏側を見ることができるので、その名も「裏見ヶ滝」といいます。



            遊歩道の途中に、
            長い木の枝がぶら下がっていました。

            「ぶらんこだあ〜」と喜ぶ2人。



            しっかり腰掛けて、ぶらぶらさせて遊んでいました。

            さて、お昼です。
            困った、場所がない。

            滝のそばにはテーブルがあったのだけれど、
            うっそうとした森の中でじめじめしていて
            どうも弁当を食べる気がしませんでした。

            近くの温泉の前にベンチがあったけれど、
            駐車場の前だしなあ。

            あと20分くらい歩けば海だけど、
            さすがに子どもたちはもうお腹が持たないだろうしなあ。

            というわけで、
            メインルートからはずれた、
            ちょっと奥の道端で食べることにしました。

            「車が通ったらどうしよう」
            「そしたらどけばいいよ」

            車は一台も通らず、のんびりしたもの。

            地図をみると、どうやらこの道を上がっていけば、
            出発した場所に戻れるようだったので、
            昼を食べ終えると、そのままその道を
            すすんでいくことにしました。




            舗装はされているけれど、
            相変わらず車は通りません。
            もちろん私たちのほかには、誰一人歩っていません。
            メインロードにはけっこう人がいたのに。

            この道を使うのは、たぶん
            この道端にあるロベ畑の持ち主だけなのでしょう。

            花や草木を積んだり、
            途中にあった川に石を投げてみたりしながら、
            のんびり歩いていくと、
            大きな道にぶつかりました。

            良かった。

            実は内心、冷や冷やしてたのです。
            地図に書いてあるのと違う道だったらどうしようかと。

            ちょうど時刻が、
            いつも保育園で寝ている時間になってきて
            チビ助はちょっとぐずり気味。
            「抱っこして〜」

            でもちょっと抱っこしただけで、
            ほとんど歩き通しました。

            がんばったご褒美に
            地元で有名なソフトクリーム屋さんで
            ソフトとかき氷を食べました。


            家を出てから、帰るまで約3時間。
            時間は短いけれど、1日分遊んだくらい
            楽しめました。

            さて、他の日の過ごし方はというと・・

            ある日は、海の見える芝生広場で1日遊び


            ある日は、ちょっとだけ海へ行き、
            (この日は涼しかったので、ちょっと足をつけて遊ぶ程度、
            と思って出かけたのですが、
            やっぱり子どもたちはそれではすまなかった。
            下半身、すっかりずぶぬれ。でも楽しげでした)



            ある日は、島のイベントに出かけました。


            これは、先日ご紹介した映画、
            (島でまもなくロケ開始!「今日という日が最後なら、」)
            「今日という日が最後なら、」の
            ラストシーンを飾る舞台模様です。

            とても迫力のあるパフォーマンスでした。
            どんな映像に仕上がっているのか楽しみです。

            私たち親子も、観客として映っているかも(笑)

            以上、ある島人の、GWの過ごし方でした。



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