「島牛乳」がなくなる?!
2007.03.11 Sunday
先日、「ヤギ肉ソーセージ」を作るの記事の中で紹介した、
「ヤギ研究会」の集まりに行ってきました。
今回の議題は「産業祭」について。
今度の週末に「産業祭」という大規模なイベントが実施されるのですが、
そのワンブースを、ヤギ研究会も借りられることになったのです。
この半年、ヤギ研究会は、
「ヤギ肉を使った特産品」の開発を目標に、
ヤギ肉ソーセージやヤギ肉ジャーキーなどの試作に取り組んできました。
産業祭は、その成果を島民のみなさんに知っていただく
絶好のチャンスなのですが、
残念ながら、保健衛生上の問題で、
加工品であるソーセージやジャーキーを出すことはできません。
そこで、今回は、ミンチしたヤギ肉で作ったハンバーグと、
モツ煮を無料配布することになりました。
このハンバーグ、試作品を食べましたが、
とてもおいしかったです。
ヤギ研究会会員のTさんの作るモツ煮も、
絶品らしいです。
(私はまだ食べたことがないので、味見できるのを
楽しみにしています)
島在住の方で産業祭に行かれる方は、
ぜひヤギ研のブースにお立ち寄り下さい。
ヤギ研の出店は17日のみ。
10時より配布開始です。
用意した200食分がなくなったら、終了となります。
ところで、この「ヤギ研」の集まりの中で、
ちょっとショックな話を聞いてしまいました。
「ヤギ研究会」の集まりに行ってきました。
今回の議題は「産業祭」について。
今度の週末に「産業祭」という大規模なイベントが実施されるのですが、
そのワンブースを、ヤギ研究会も借りられることになったのです。
この半年、ヤギ研究会は、
「ヤギ肉を使った特産品」の開発を目標に、
ヤギ肉ソーセージやヤギ肉ジャーキーなどの試作に取り組んできました。
産業祭は、その成果を島民のみなさんに知っていただく
絶好のチャンスなのですが、
残念ながら、保健衛生上の問題で、
加工品であるソーセージやジャーキーを出すことはできません。
そこで、今回は、ミンチしたヤギ肉で作ったハンバーグと、
モツ煮を無料配布することになりました。
このハンバーグ、試作品を食べましたが、
とてもおいしかったです。
ヤギ研究会会員のTさんの作るモツ煮も、
絶品らしいです。
(私はまだ食べたことがないので、味見できるのを
楽しみにしています)
島在住の方で産業祭に行かれる方は、
ぜひヤギ研のブースにお立ち寄り下さい。
ヤギ研の出店は17日のみ。
10時より配布開始です。
用意した200食分がなくなったら、終了となります。
ところで、この「ヤギ研」の集まりの中で、
ちょっとショックな話を聞いてしまいました。
『ミーナの行進』と1・2月に読んだ本
2007.03.04 Sunday
『博士の愛した数式』は、以前にブログに書いたように、
今までの小川洋子の世界とのギャップが大きく、
また題材的にもあまり感情移入ができかったのですが、
その次作である『ミーナの行進』は、
毒気がないという点でテイストは『博士〜』に近いものの、
そこに語られた物語は、まさに「小川洋子ワールド」という感じで、
私好みの作品でした。
主人公が筆者と同じ岡山出身であること、
書かれている時代が、筆者の青春時代と重なると思われることから、
最初は「自伝的小説なのかな?」と思いながら読んでいました。
主人公は中学1年の女の子。事情があって、1年間だけ母と別れ、
芦屋にある叔母の家で暮らすことになります。
やさしいがアルコール依存気味の「叔母さん」
飲料品メーカー社長である魅力的な「叔父さん」
叔父の母であるおしゃれなドイツ人の「おばあちゃん」
聡明な一つ年下のいとこ「ミーナ」
家事一般をとりしきる「米田さん」
庭仕事や車の運転を担当する「小林さん」
そして「ポチ子」
以上が、この家の住民です。
「ポチ子」が登場したとき
「あ、やられた」と思いました。
まさか、こんな展開になるとは・・・。
この本は私にしてはめずらしく、数回にわけて読んだのですが、
(たいてい、ストーリの先が気になって、一気読みしてしまう)
読んだあとはいつも、すぐには現実に戻れず、
しばらくその世界をひきずっていました。
『ミーナの行進』は、
「小説」という形態をとることによってのみ成立する物語だと思います。
たとえば映像化することはまず無理だと思うし、
無理やり映像化したとしても、
陳腐でつまらないお話になってしまうでしょう。
筆者が選び抜いた言葉で綴られているからこそ、
独特の雰囲気が醸し出され、心に残るのではないかと思います。
小説を読むことの醍醐味は、
読者が自由にイマジネーションを膨らませることができる点
ではないでしょうか。
『ミーナの行進』は、まさに、
読書の醍醐味を感じられる作品でした。
今後、小説に関しては、せっかく読むなら
こういう「小説でしか表現できない」ものを読みたいと思いました。
以下、1・2月に読んだ本を記しておきます。
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