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2020.07.05 Sunday

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    「子ども文化講座」に参加

    2007.01.14 Sunday

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      さきほど、人形劇団プーク『ピンクのドラゴンを観る』
      で触れた「おやこ劇場」主宰の
      「子ども文化講座」の第一回目に参加してきました。

      これは、東京から講師の方をお招きして、
      地域・子ども・文化をキーワードにお話いただき、
      今後の「おやこ劇場」の活動の方向性を探る試みなのですが、
      教育関係にお勤めの方など会員外の方も参加できる
      形式になっています。

      今回のテーマは
      「子どもにとって地域での文化活動はなぜ重要か?」
      というもの。

      講師は、玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科助教授であり
      NPO法人アートインライフの代表でもある
      太宰久夫先生。
      進行役は、NPO法人子ども劇場東京都協議会専務理事の
      森本真也子さん。

      講座の案内ビラによると、
      太宰先生は米国に長く滞在、
      現在、国・自治体の文化事業に多く関わり、
      NHK教育テレビ番組監修も手がけるなど幅広く活動されていて、
      専門は、表現教育・演劇教育・スピーチコミュニケーション・
      パフォーマンススタディが専門とのこと。

      事前にこのプロフィールを聞いて、
      私の心はワクワクしてしまいました。

      というのも、私の学生時代の専攻は演劇学。

      なかでも「表現教育」というのは興味を感じる分野で、
      卒論の題材にしたいと思ったくらいです。
      けれど、私の大学には、そういった分野の専門の先生はおらず、
      別のテーマを選択したのでした。

      講座の前日、太宰先生が代表を務める
      NPO法人アートインライフのホームページをみて、
      そのワクワク感はますます大きくなりました。

      そこにはこうありました。

      アート(藝術)を 特別な人のためではなく
      生活の中で 人生のあらゆるシーンで
      すべての人の  生きる力に


      アートインライフは、
      子どもから大人まで全ての人が文化芸術活動に親しみ、
      「生きる力」とするための芸術振興事業に取り組んでいる団体です。
      全国各地に専門家を派遣し、
      ドラマ教育(ドラマによる表現教育)の手法を用いたワークショップや講座、
      演劇創作活動などを実施しています。

      この活動に興味と共感を覚え、
      その代表者のお話が聞けるなんて素晴らしい、と
      期待感が膨らんだのです。

      講座は予想外の形で始まりました。
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      2006年読書記録 小説編

      2007.01.07 Sunday

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        あけましておめでとうございます。

        今回の記事は、2006年に読んだ本の「覚書」です。

        普通こういう内容のものは、1年間の総括として
        暮れに書くものだと思いますが、
        年末はなかなか時間がとれず、
        そうこうしているうちに年が明けてしまいました。

        このブログを始めたときに、
        自分の読んだ本についても記録しておきたいと思い、
        印象深かった本については記事にし、
        それ以外の本についても「覚書」として、
        書名と簡単な感想を記していくつもりだったのですが、
        その試みは1月でストップしてしまったので、
        すでに記事にしたものも含めて、
        ここに1年分をまとめて記すことにしました。


        昨年は、試験勉強のために半年間本を読まなかったので、
        冊数としてはそれほど多くありませんが、
        それでも1度に書くとかなり長くなってしまうので、
        ジャンル別に、2回にわけて書きたいと思います。

        今回は、小説編です。

        <記事にしていない作品>

        『悪女について』有吉佐和子



        mixiで知り合った方からの勧めで読んでみようと思ったのだが、
        当然図書館にあるだろうと思ったらなくて、
        リクエストして購入してもらった。
        (驚くべきことに、この本だけでなく、
        私の島の図書館には有吉佐和子が1冊もなかったのだ)

        その方が「かなり古い本ですが、
        今読んでもまったく色あせない 文体、表現力です。」
        と書いてらっしゃったのだが、
        本当にその通りで、一気に読ませる。

        一人の女性の人生を、
        周囲の人々の語りだけで浮かび上がらせる手法が興味深く、
        どこか演劇的だなあと感じた。

        『ブリジット・ジョーンズの日記』
        『ブリジット・ジョーンズの日記 切れそうな私の12ヶ月 春・夏編』
        『ブリジット・ジョーンズの日記 切れそうな私の12ヶ月 秋・冬編』




        再読。以前人からすすめられ、
        図書館で借りて読んで、ものすごく気に入ってしまった。
        ブリジットが自分そっくりだったから・・・(笑)

        続編はちょっとコミカルすぎるかなと思ったけど、
        とにかく笑えて、すかっとして、元気が出る。

        これはぜひ蔵書にしたいと思い、
        ネットの古本屋にて購入し、読み直した。
        映画もずっと観てみたくて、昨年やっとDVDを借りたのだが、
        こっちはかなり失望。


        『白夜行』東野圭吾



        再読。一昨年に図書館で借りて読んだときには、
        面白いが読後感が悪く、重すぎると思った。
        今回読み直してみて、これは傑作だと感じた。
        作家の力量に感服。

        『秘密』東野圭吾



        読み始めたらとまらず、一気に読んでしまった。
        かなり面白い。でも『白夜行』の方がすごいかな。
        (と、1年前の日記に書いてあった)

        『魂萌え』桐野夏生



        今、日記を見てびっくり。去年の2月にこれを読んだみたいなのだが、
        この作品を読んだ記憶がまったくなかった。
        なので、『グロテスク』の記事を書いたときに
        もらったコメントに「魂萌え!も今度読んでみますね!」
        なんて書いてしまったことに気づき、愕然としてしまった・・・。

        なぜだろう?

        日記には「魂萌え!を読みきる」としか書いてなかったので、
        心を動かされるものがなかったのかもしれない。
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