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2020.07.05 Sunday

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    「劇団ショーマ」のビデオを観る

    2006.12.29 Friday

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      先日、とても懐かしいものを観ました。
      1989年に製作された、「劇団ショーマ」のビデオです。

      この名前にピンと来た方は、
      おそらく私と同世代で、相当芝居に詳しい(あるいは詳しかった)方では
      ないかと思います。

      「劇団ショーマ」が結成されたのは1982年。
      池袋の小劇場「シアターグリーン」を拠点に活動を開始し、
      その後、下北沢の「スズナリ」や新宿の「シアタートップス」
      さらには下北沢の「本多劇場」などでの公演を重ね、
      「小劇場演劇」の世界で、ブレイクしました。

      「小劇場演劇」って何?という方のために
      ウィキペディアから引用。

      小劇場(しょうげきじょう)とは小さな劇場のことであるが、
      小劇場演劇(しょうげきじょうえんげき)、
      すなわち「小さな劇場で公演することから始まった演劇集団(劇団)
      の行う演劇、またはその集団自体」を「小劇場」と表すこともある。

      スタートが小劇場と呼ばれる劇場からなのであれば、
      その後商業劇団へと成長しようが、
      現在の公演形態、規模にかかわらず、
      その集団は「小劇場」・「小劇場演劇の劇団」と言われることとなる

      新劇、アングラ演劇などと区別するためにそう呼ばれていたが、
      現在ではその境は昔ほどはっきりとはしたものではなくなっている。


      今は、あまりそういう呼び方で劇団をくくることはないのかもしれませんが、
      私の学生時代はこの「小劇場演劇」が盛んで、
      私も「小劇場演劇」と呼ばれる劇団の芝居をよく観にいったし、
      自身が所属していた学生劇団も、こういう系統の演劇を意識した
      芝居づくりをしていました。

      「小劇場演劇」系の有名な劇団としては、
      「夢の遊眠社」「第三舞台」「キャラメルボックス」
      などがあります。

      劇団名は知らなくても、野田秀樹(「夢の遊眠社」主宰)
      筧利夫(「第三舞台」出身)上川 隆也(「キャラメルボックス」出身)
      といった名前は、誰でも知っているのではないかと思います。

      先に書いたショーマの活動拠点の変遷は、
      そのまま、当時の小劇場演劇界の「出世」の道筋でした。

      観客動員数が増えるにしたがって、
      拠点とする劇場が変わっていき、
      「スズナリ」や「トップス」まで行けばかなりのもの、
      「本多劇場」や「紀伊国屋ホール」で上演するようになれば、
      それはメジャーになった証でした。

      「本多劇場」まで上り詰めた「ショーマ」は、
      かなりの数の観客動員数を誇る、人気劇団だったわけです。
      (こう書くと、過去の劇団のようですが、
      「ショーマ」は現在も活動を続けているようです。
      最近の演劇事情に詳しくないので、
      今もその人気が健在なのかどうかは私には、わかりません)

      さて、なぜその「ショーマ」のビデオを今頃観ることになったのか。

      それは、まったくの偶然でした。
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      『フラガール』上映会

      2006.12.24 Sunday

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        12月23日は「フラガール」を見よう!
        でお知らせした「フラガール」上映会、
        無事、終了しました。

        今回の上映会には、スタッフの一員として、
        前日の仕込みから終了後の片付けまで関わったのですが、
        なかなか興味深い体験でした。

        朝から晩までなんて大変だね〜、と友人には言われたけれど、
        (もちろん、ボランティアです)
        大変どころか、楽しかったです。

        学生時代に芝居をやっていたこともあり、
        こういうイベントがもともと好きなので、
        あまり苦にならないのだと思います。

        上映会は、思ったより盛況でした。

        昼の部は残席はあったものの、夜の部はほぼ満席で、
        たくさんの島民の皆さんが観て下さいました。

        入場時にアンケートを配り、
        観賞後に記入していただいたのですが、
        回収率がよく、その上ほとんどの方が
        「面白かった」に丸をつけており、
        「良かった」「感動した」というコメントもたくさんありました。

        「とても良かったよ、ありがとう」
        と声をかけて下さる方もいました。

        私はこの上映会の企画者ではないし、
        ほんの少しお手伝いをさせてもらっただけですが、
        なんだか、幸せな気持ちになりました。

        こんな風に、来た方に喜んでいただけるのは、
        素晴らしいことだなあ、と。

        映画も評判どおり、とても良かったです。

        「山」というか、「泣かせどころ」が途中にいくつもあって、
        そのためにラストが盛り上がりに欠けたかな、
        という気もしたのですが、
        そういう構成上のマイナス点
        (これはあくまでも、私にとっては
        マイナスに感じんられる・・ということです。)
        を払拭してしまうくらい、俳優陣の演技が魅力的でした。

        まず、炭鉱娘たちにフラダンスを教える
        元SKDの踊り子「平山まどか」役の松雪泰子。

        この女優さんには「テレビドラマで人気のある人」
        ぐらいのイメージしかなかったのですが、
        前半部分の、旬を過ぎておちぶれた感じが
        なんとも言えず良かったです。

        男湯での乱闘シーンなど、「かっこいい〜」
        と言いたくなる場面がたくさんありました。

        後半になるにつれ、「いい人」っぽくなっちゃったのが、
        ちょっと残念でしたが。

        次に平山まどかを東京から招いた
        「ハワイアンセンター部長・吉本」役の岸辺一徳。
        個性的なキャラクターなので、
        何をやっても「岸辺一徳」になりそうなのに、
        そうならないところが、この人のすごいところだと思います。
        この映画でも、絶妙な演技をみせています。

        そして富司純子。

        この映画の中で、私が、もっとも印象深かったのが、
        富司純子の演技でした。

        『フラガール』上映会、まだ間に合います。

        2006.12.21 Thursday

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          今回は、島に住む方へのメッセージです。

          前回記事でとりあげた(12月23日は「フラガール」を観に行こう
          の「フラガール上映会」の実施がいよいよ近づいてきました。

          こんな素晴らしい企画、
          さぞかしすぐに満席になるに違いないと思っていたのですが、
          どうやらまだ、席が残っている模様。

          週末で、しかもクリスマスイブ前日ですし、
          いろいろイベントも重なっていることと思いますが、
          「行きたいけど、どうしようかなあ」と迷っている方がいましたら、
          まだ間に合いますので、ぜひお申し込み下さい。

          前回記事に、すでにこの映画をご覧になった
          2名の方からコメントをいただきましたが、
          お二人とも、とても良い感想をお持ちでした。
          以下、その抜粋です。

          私も映画は好きでも、特に詳しくはないのですが、
          これほど心地良いさわやかな涙があったかな?
          と思うほど、次から次へ涙があふれてきました。
          確かに好みがあるので、感じ方は色々だと思いますが、
          自然に入り込める映画ですね。(aura*さん)

          これは、本当にお勧めの映画です。
          心がキュンとなるような場面が随所にあり、
          決して綺麗ごとだけでは語られてない、というところが良かったし、
          大切な部分も描かれていたような気がします。
          是非是非、多くの方々に観て欲しい映画です!(mintogreenさん)

          日時等を、もう一度ここに記しておきます。

          <フラガール 特別上映会 >
          ☆日時☆ 12月23日(土)
             1部  10:00(開場9:30)
             2部  14:00(開場13:30)
             3部  18:30(開場18:00)
               *3部のみ 主催者挨拶、HULA O HACHIJOショータイムあり!
                (3部の映画上映開始は19:00)

          ☆場所☆ 都立八丈高等学校視聴覚室(全席自由)

          鑑賞希望の方は、会員登録(会費あり)が必要となりますので
          町役場企画財政課、または各出張所までお申し込み下さい。
          (3部は残席が残り少なくなっているようです。
          下記までお問い合わせ下さい。)
          <お問合せ先>
          『八丈島映画の日』実行委員会
          八丈町役場内 04996−2−1121(内線301)
          受付時間 平日9:00〜17:00

          さて、ここからは余談ですが、今回、席が思ったより埋まらなかったのは、
          申し込み方法が、少しややこしかったからではないかと思います。

          12月23日は「フラガール」を観よう!

          2006.12.07 Thursday

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            私は、映画が好きです。

            好きといっても、映画にものすごく詳しいとか、
            映画鑑賞が趣味でたくさんの数の映画を観ているとか、
            専門知識に長けているとかそういうことはではなく、
            単純に、気軽に楽しめる娯楽としての映画が好きなのです。

            私と同世代の人はたいてい
            私と同じような感覚を持ち合わせているのではないでしょうか。

            小学生のころは、
            近所の空き地でたまに開かれる子どもむけの上映会や
            市民会館で上映される映画がとても楽しみだったし、
            中学生になると、
            電車で数駅先の町にある小規模な映画館に友達同士で出かけるのが、
            楽しかった記憶があります。

            都会の大スクリーンの映画館にはじめて行ったのは高校1年のとき。
            その迫力に、とても驚かされました。
            いちばん映画館に出かける回数が多かったのは、
            やはり学生時代でしょうか。

            人形劇団プーク「ピンクのドラゴン」を観る
            の記事にも書きましたが、
            そんな、「普通に映画好き」な私にとって、
            島に住んでいるがゆえに、
            観たいなあと思う映画を気軽に観に行けないのは
            少しだけ残念です。

            もちろん単に映画を観る、というだけだったら
            衛星放送やスカパーあるいはネットで
            映画専門のチャンネルを受信することもできるし、
            宅配レンタルDVDを利用するという手もありますから、
            離島にいても十分可能なのですが、
            「今話題の、公開中の映画」を観るには、
            飛行機代をかけて東京まで出なくてはならない、
            という現実があります。

            そんな中、私にとって
            そして島の映画好きな人にとってもうれしいことに、
            現在上映中の話題の映画を
            島に居ながらにして観ることができるチャンスが
            やってきたのです。

            昨年12月に、
            私の住む島を題材にした映画「るにん」の上映会があったのですが、
            (→奥田映二監督作品「るにん」を観る
            そのとき、この上映を記念して毎年12月に「映画の日」を設けようということになり、
            その1周年の記念イベントとして12月23日に、
            「フラガール」の特別上映会が開催されることになったのです。

            「フラガール」は現在話題の映画なので、
            知っている方も多いと思います。

            「フラガール?何それ?」という方のために、
            宣伝チラシから引用。

            炭鉱の危機に立ち上がれ!
            愛と勇気のエンターテインメントショー

            人生には降りられない舞台がある・・・
            彼女たちは、まちのため、家族のため、そして自分のため
            ステージに立つ。

            明かされる常磐ハワイアンセンターの誕生を支えた人々の奇蹟の実話。

            昭和40年、エネルギー革命により閉鎖が迫る炭鉱のまち、
            そこでは北国をハワイに変えようという
            起死回生のプロジェクトが持ち上がっていた。

            目玉となるのはフラダンスショー。
            誰も見たことがなかったフラダンスを炭鉱娘に教えるため、
            東京からダンサー平山まどかが教師としてやってきた。

            旬を過ぎ、しがらみを抱えるが故に、
            最初は嫌々ながら教えるまどかだったが、
            生きるためひたむきに踊る少女たちの姿に、
            いつしか忘れかけていた情熱を思い出してゆく。

            しかし肌を露に腰蓑をつけるなどと恥とされた時代、
            世間の風当たりは冷たく、
            教える相手はまったくのド素人。

            果たして常夏の楽園は誕生するのか?

            オープンの日は迎えられるのか?


            さらに詳細を知りたい方はこちらを。
            <フラガール公式ページへのリンク集>
            フラガール 公式ホームページ 
            フラガール Intoroduction
            フラガール あらすじ
            フラガール キャスト・スタッフ
            フラガール公式ブログ

            私もこの映画は前から気になっていました。

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