半年ほど、ブログをお休みします。
2006.02.23 Thursday
このブログを開設して4ヶ月。
その前に開設していたライブドアブログのときには
アクセス数が1日10なんて、
かなりはりあいのない日もけっこうあったのですが、
こちらにブログを移し、
「るにん」について書いたころからアクセス数が急に伸び、
今では新規記事を書いた日には250以上。
それ以外の日でも100以上のアクセスをいただくようになりました。
そして先日初めて、
1日のアクセス数が300を越え、
ますますやる気になっていたのですが、
(やはり、せっかく書くからには、
読んでくれる人は多い方が、はりあいがあるので)
個人的な事情から、半年間ブログをお休みすることにしました。
私は、2人目の子が保育園に入ったら
福祉関係の仕事に就きたいと思っています。
そのために、3年前に「介護福祉士」の資格をとったのですが、
今回、思うところがあって、
新たに「保育士」の資格取得をめざすことにしました。
保育士試験は毎年8月に、筆記試験が実施されます。
その後10月に、筆記合格者を対象に実技試験が行われます。
3年間の間で筆記8科目+実技に合格すれば、
資格が取得できるので、普通の資格試験よりは受けやすいのですが、
合格率は12〜14%ということで、けっこう難関の部類に入ると
思います。
今年の筆記試験まで残された時間は半年。
同じ福祉系の資格なので
介護福祉士試験のときに覚えたことと重なる部分も多くあり、
以前に通信教育で「保育士受験講座」なるものを受講した経験もあるので、
あと半年しかないけれど、1回で合格するつもりで
頑張ってみようと思っています。
無事合格できたあかつきには、
また新規記事の投稿を再開するつもりです。
その節にはまた、どうぞよろしくお願いいたします。
ところで最近、台風ねいさんの紹介で
ソーシャル・ネットワーキングサイト「mixi」の会員になりました。
こちらで書いている個人的な事柄に関する日記は継続していくつもりです。
ブログと同じ「フナリン」で登録していますので、
mixi会員の方はぜひ遊びに来てくださいね。
それから、新規記事を投稿しないだけで、
ブログ自体はそのまま残しておくつもりです。
コメントやトラックバック等ありましたら、
ぜひお寄せ下さい。
その前に開設していたライブドアブログのときには
アクセス数が1日10なんて、
かなりはりあいのない日もけっこうあったのですが、
こちらにブログを移し、
「るにん」について書いたころからアクセス数が急に伸び、
今では新規記事を書いた日には250以上。
それ以外の日でも100以上のアクセスをいただくようになりました。
そして先日初めて、
1日のアクセス数が300を越え、
ますますやる気になっていたのですが、
(やはり、せっかく書くからには、
読んでくれる人は多い方が、はりあいがあるので)
個人的な事情から、半年間ブログをお休みすることにしました。
私は、2人目の子が保育園に入ったら
福祉関係の仕事に就きたいと思っています。
そのために、3年前に「介護福祉士」の資格をとったのですが、
今回、思うところがあって、
新たに「保育士」の資格取得をめざすことにしました。
保育士試験は毎年8月に、筆記試験が実施されます。
その後10月に、筆記合格者を対象に実技試験が行われます。
3年間の間で筆記8科目+実技に合格すれば、
資格が取得できるので、普通の資格試験よりは受けやすいのですが、
合格率は12〜14%ということで、けっこう難関の部類に入ると
思います。
今年の筆記試験まで残された時間は半年。
同じ福祉系の資格なので
介護福祉士試験のときに覚えたことと重なる部分も多くあり、
以前に通信教育で「保育士受験講座」なるものを受講した経験もあるので、
あと半年しかないけれど、1回で合格するつもりで
頑張ってみようと思っています。
無事合格できたあかつきには、
また新規記事の投稿を再開するつもりです。
その節にはまた、どうぞよろしくお願いいたします。
ところで最近、台風ねいさんの紹介で
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コメントやトラックバック等ありましたら、
ぜひお寄せ下さい。
「ヤギ乳プリン」を食す
2006.02.20 Monday
今日はとてもめずらしいものを食べてきました。
ヤギの乳でつくったプリンです。
とくに予定もなかったので、
保育園に娘を送ったあとちょっとのんびりしていたら、
友人から携帯メールが・・。
「今日Hさんがヤギの乳でプリンを作ってくれるので、
お時間あれば来ない?」
えっつ?!ヤギ乳プリン・・・それはめずらしい。
ぜひとも行かねば!
というわけであわてて家事を片付けて
友人宅へ向かいました。
到着すると、ちょうどオーブンに入れたところ。
焼き上がりを待つ間、Hさんがおみやげに持っててくれた
やはりヤギの乳で作ったというプリンを先にいただきました。
ヤギの乳は、以前一度だけ飲んだことがあります。
旅行先の旅館の朝食に出たのです。
その旅館はヤギをたくさん飼っていて、
その絞りたての乳を飲んだのですが、
そのときは「わー草っぽい」という感想を持ちました。
おみやげのこのプリンは、
卵と砂糖とヤギ乳だけという、
とてもシンプルなものだったのですが、
ほんとんどクセはなく、
言われなければ「ヤギ乳」とわからないくらい。
でもほんのり「草」の香りがしました。
(みんなは草というよりヤギの香りだというのですが、
私には草に思える・・・)
このヤギ乳は、ヤギを飼っている島の知り合いに
Hさんがわけてもらったそうで、そのままでは使えないので、
自分で殺菌処理を行ったそうです。
島では、ヤギを飼っている家がたまにあり、
ヤギ肉を食べる習慣もあります。
昔はヤギを家畜として飼うのが一般的だったのかもしれません。
(調べてないのでわかりません。
夫の実家では昔、牛を飼っていたようですが・・・)
島のすぐそばに「小島」という無人島があるのですが、
そこは野生のヤギが増えすぎて、
大問題化しています。
ヤギのせいで生態系が狂い、
海にも影響が出ているのです。
もともとこの島には人が住んでいたので、
そのころ家畜として飼っていたヤギが増えたものと思われますが、
殺すわけにもいかず、
町で捕獲して、飼育希望者に譲ったりもしているようですが、
そのくらいのことでは対処法にならず、
今もこの問題は未解決のままのようです。
こんなにたくさんいるヤギ、
なんとか観光資源にならないものか?
Hさんによれば、沖縄の宮古島では、
「ヤギ乳」を特産品に仕立て上げ、
ヤギ乳による食品はもちろん、石けんなども作って、
売り出しているそうです。
ヤギは今、注目の家畜なのだとか。
牛乳アレルギーの子のための牛乳の代替品としてのニーズもあるし、
子ヤギによるアニマルセラピーによる癒し効果、
なんてのもあるそうです。
伊豆七島マガジン管理人izushichiさんの「るにん」評
2006.02.18 Saturday
「島の節分・・そして60年ぶりの3センチ積雪」の最後で、
触れなかったので、今日はその話題を・・・。
☆映画「るにん」とその周辺についての過去記事はこちら☆
奥田瑛二監督作品「るにん」を見る
2006年読書始『おじゃれ女八丈島』
上映開始!映画「るにん」関連記事リンク集(1/19・リンク追加)
『るにんせん』読後感&1月に読んだ本の覚書
映画「るにん」を観たあと、
他の人がどんな興味を持ったか知りたくて
いろいろ検索した結果を関連記事リンク集(1/19・リンク追加)
にまとめたのですが、
その後、興味深い記事を見つけてしまいました。
伊豆七島マガジン〜IZUSHICHI@
管理人のizushichiさんの伊豆諸島blogの記事です。
映画「るにん」について、
なんと全8回もの連載形式で書いてらっしゃるんです。
映画「るにん」完成披露試写会&舞台挨拶速報!
映画「るにん」完成披露試写会&舞台挨拶 その2るにん映画評その1
るにん評 その2
るにん評 その3
るにん評 その4
映画「るにん」宣伝
映画「るにん」を作ろう!
「るにん」について、ここまで詳しく書いているブログは
他にないんじゃないかと思います。
内容も深く、読み応えがあり、とても面白かったです。
まだこちらのブログを訪問なさったことのない方には
ぜひご覧になることをおすすめします。
HPの伊豆七島マガジン〜IZUSHICHI@
の方も情報が満載で、
島関係者・在住者は一見の価値ありです。
伊豆七島の関連ニュース・関連テレビ番組情報・イベント情報等の
最新のものが更新されており、島ごとの観光情報ページも充実しています。
伊豆七島在住者のブログのリンクもあります。
(このブログもリンクしていただいてました)
映画「るにん」の関連記事リンク集もここにあるのですが、
「るにん」関連のあらゆる情報を網羅している感じで、
ちょっとの情報をつなぎあわせて「リンク集」とした自分の記事が
恥ずかしく思えました。
ここまで伊豆七島に詳しいHPを作れるizushichiさんて
いったいどんな方なんだろう?
気になったのでプロフィールを見てみました。
→プロフィール
そしてびっくり。
izushichiさんは、
そのとき助成を受けた感謝の意味もこめ、
伊豆七島マガジン〜IZUSHICHI@
を開設されたのだそうです。
全島訪問なんて、なかなかできませんよね〜
とのことで、旅行記の完成が期待されます。
ところでこの伊豆七島マガジンの中に
必読!伊豆七島怪談集
というのがあって、
ものすごく気になっています。
見たい・・でも見たら怖くて日常生活に支障がでるかも・・(笑)
だって
なんて書いてあるんですよ。
うーん、見たいけど、見る勇気が出ない!
うむむ。覚悟を決めた方はぜひご覧下さい。
そして私が見てもいいものなのかどうか、
ご一報下さい(笑)
映画『るにん』の秀逸なブログ記事も見つけたのでと予告しておきながら、次の記事では「るにんせん」のことしか
次回は「るにん」について書きます
触れなかったので、今日はその話題を・・・。
☆映画「るにん」とその周辺についての過去記事はこちら☆
奥田瑛二監督作品「るにん」を見る
2006年読書始『おじゃれ女八丈島』
上映開始!映画「るにん」関連記事リンク集(1/19・リンク追加)
『るにんせん』読後感&1月に読んだ本の覚書
映画「るにん」を観たあと、
他の人がどんな興味を持ったか知りたくて
いろいろ検索した結果を関連記事リンク集(1/19・リンク追加)
にまとめたのですが、
その後、興味深い記事を見つけてしまいました。
伊豆七島マガジン〜IZUSHICHI@
管理人のizushichiさんの伊豆諸島blogの記事です。
映画「るにん」について、
なんと全8回もの連載形式で書いてらっしゃるんです。
映画「るにん」完成披露試写会&舞台挨拶速報!
映画「るにん」完成披露試写会&舞台挨拶 その2るにん映画評その1
るにん評 その2
るにん評 その3
るにん評 その4
映画「るにん」宣伝
映画「るにん」を作ろう!
「るにん」について、ここまで詳しく書いているブログは
他にないんじゃないかと思います。
内容も深く、読み応えがあり、とても面白かったです。
まだこちらのブログを訪問なさったことのない方には
ぜひご覧になることをおすすめします。
HPの伊豆七島マガジン〜IZUSHICHI@
の方も情報が満載で、
島関係者・在住者は一見の価値ありです。
伊豆七島の関連ニュース・関連テレビ番組情報・イベント情報等の
最新のものが更新されており、島ごとの観光情報ページも充実しています。
伊豆七島在住者のブログのリンクもあります。
(このブログもリンクしていただいてました)
映画「るにん」の関連記事リンク集もここにあるのですが、
「るにん」関連のあらゆる情報を網羅している感じで、
ちょっとの情報をつなぎあわせて「リンク集」とした自分の記事が
恥ずかしく思えました。
ここまで伊豆七島に詳しいHPを作れるizushichiさんて
いったいどんな方なんだろう?
気になったのでプロフィールを見てみました。
→プロフィール
そしてびっくり。
izushichiさんは、
2001年夏に行なわれた、伊豆諸島、三宅島支援「よみがえれ伊豆諸島キャンペーン」に乗じて伊豆諸島全島訪問達成。
そのとき助成を受けた感謝の意味もこめ、
伊豆七島マガジン〜IZUSHICHI@
を開設されたのだそうです。
全島訪問なんて、なかなかできませんよね〜
全島制覇後は、「伊豆七島、絶対ありえないバカ旅行記」の完成を目指し日々努力(?)してます。
とのことで、旅行記の完成が期待されます。
ところでこの伊豆七島マガジンの中に
必読!伊豆七島怪談集
というのがあって、
ものすごく気になっています。
見たい・・でも見たら怖くて日常生活に支障がでるかも・・(笑)
だって
伊豆七島を愛するひとは決して見ないで下さい
なんて書いてあるんですよ。
うーん、見たいけど、見る勇気が出ない!
それでも見るという方は
覚悟して見て下さい
呪われても知りません
うむむ。覚悟を決めた方はぜひご覧下さい。
そして私が見てもいいものなのかどうか、
ご一報下さい(笑)
松野迅ヴァイオリンコンサートの次は映画「妖怪大戦争」
2006.02.14 Tuesday
先週・先々週と2週続けて、日曜日に娘と2人でお出かけしてきました。
お出かけ・・・といっても行く先は、
島の高校の視聴覚ホールです。
奥田瑛二監督作品「るにん」を観るでも書きましたが、
町にはいわゆる文化会館みたいなものがないので、
何か催し物があると、この高校の視聴覚ホールが会場になるのです。
というよりも、おそらく高校を建て直したときに、
最初から町の文化会館を兼ねることを想定していたのでしょう。
設備はけっこう立派です。
でも、ここがそこそこ立派に建てられてしまったために、
もっとちゃんとした文化ホールを建設する可能性が薄れてしまった、
それは非常に残念だ、
というような意見もどこかで目にした気がします。
(耳にしたのではなく、何かに書いてあったのを読んだ)
まあそれはともかく、
基本的に「舞台」好きな私は、
ここでイベントが開催されると、
たいていの場合、子連れで出かけます。
演目によっては、チビ助をおばあちゃんに預けて、
娘と2人で出かけます。
お義母さんには子守をさせてしまってちょっと申し訳ないけれど、
チビ助はおばあちゃんが大好きなので喜んで遊びにいくし、
たまには娘と2人っきりの時間を持つことも大事だし・・と言い訳しつつ、
わがままをさせてもらっています。
そういうわけで先々週の日曜日は、
松野迅ヴァイオリンコンサートに
出かけてきました。
松野迅さんは2度目の来島。
暮れに、親子劇場のクリスマスコンサートで来島した折に、
+10000人プロジェクトの話を聞き、
ぜひ自分も協力したいと、
今回ツアーを組んで再来島して下さったのだそうです。
プロのヴァイオリニストによる演奏なんて、
島にいてはめったに聴けるものではない・・・
しかも「ストラディヴァリウス」という名器で
演奏するというではないか!!
音楽にもクラシックにも全然詳しくない私ですが、
これはぜひとも聴きたい!
そして娘にも聴かせたい!
と大きな期待を胸に、会場に出向いたのでした。
その期待は裏切られませんでした。
心が洗われるような、素晴らしい音色でした。
その美しい音にすっかり魅了されてしまいました。
島にいながらにして、こんな一流の演奏が聴けるなんて・・・。
でも考えてみれば、島にいたからこそ聴けたのかも。
むこうに住んでいたら、
ヴァイオリンコンサートに行くなんて、
考えもしなかった気がします。
私がとても心地よい時間を過ごしてリフレッシュしている横で、
娘は少し退屈していました。
太鼓や吹奏楽の演奏は好きなので
娘も一緒に楽しめるかなと思ったのですが、
ちょっとまだ難しかったかも・・・。
演奏する曲を知っていると、もっと楽しめたのかもしれません。
学校の音楽の時間でもとりあげるような有名な曲ばかりで
「ああ、これ知ってる、知ってる」と私は楽しめたのですが、
考えてみれば娘にはクラシックはほとんど聞かせてなかった。
それでいきなり生コンサートというのは
無理があったのかもしれません。
今度こういう機会があったら、ちゃんと子どもが楽しめるように
事前にセッティングしてあげることも大事だなと
少し反省しました。
ただ連れて行けば「感動」が得られるってものではないですね。
さて、先週の日曜日は、クラシックから雰囲気一転。
映画「妖怪大戦争」を観てきました。
『るにんせん』読後感&1月に読んだ本の覚書
2006.02.12 Sunday
2006年読書始『おじゃれ女八丈島』で
「次は團紀彦さんの『るにんせん』を読みたいと思っています」
と書いてから、もう1ヶ月がたってしまいました。
あの後すぐ『るにんせん』を読んだのですが、
他に書きたいことがあってそっちを優先しているうちに、
ついつい書きそびれて今日まで来てしまいました。
あんまり時間がたってしまったので、
「もう書かなくてもいいか」と思いかけたのですが、
やはりこれに触れないと「るにん」ネタは終わらないと思い、
書くことにしました。
率直な感想を言うと「小説としては今イチ」。
作者の團紀彦さんの本業は建築家ですし、
小説を書くのはこれがはじめてなので、
当然といえば当然かもしれません。
直前に、いかにも小説らしい面白さにあふれている
『おじゃれ女八丈島』を読んだせいで
余計そのように感じたのだと思いますが、
着眼点は面白いものの、全体の完成度という点からみると、
少々力不足、という感じがしました。
しかしこの感想には続きがあります。
「読み物としては面白い」。
團さん自身があとがきでこのように書いているのを読み、
なるほどと思いました。
当初は八丈島の流人史にスポットを当てる映画が
製作されれば良いと願って佐原喜三郎の抜け舟について
私なりに調べ始めたのが、この本を書くきっかけとなった。
素より私は建築家であったので、建築の設計は出来ても、
歴史的考証や文章を書くことにおいては、
郷土史家や小説家と比肩すべくもないが、
幾つかの断片的な史実をつなぎ合せる作業を
建築遺跡の再構築と見たて、
ここでは小説的技法を用いながら
その時間と空間の再現を試みている。
これは「小説」ではなく、
「小説的技法」で書かれた読み物だったのです。
そうとらえて読み直すと、
この本はなかなか興味深く、面白いです。
とくに、映画「るにん」を観たあとに読むと、
「ああ、あのシーンはこういうことだったのか」と、
映画を補完する意味で楽しめます。
映画「るにん」についてはこちらを→奥田瑛二監督作品「るにん」を見る
といっても、これは映画の「原作」ではなく「原案」なので、
ストーリーはまったく違います。
映画の主役は豊菊でしたが、
この本の主役は喜三郎です。
そして映画は「愛」や「哀しみ」がテーマになっていましたが、
本の方のキーワードは「地図」です。
「島抜け」という重罪を犯し、
本来斬首刑になって当然の喜三郎が、
無罪放免になったのはなぜなのか?
その背後には、当時禁制のものだった
「地図」の問題が隠されているのではないか?
そのような喜三郎放免の謎を新解釈で
解き明かしてみせたのが、
この本なのです。
島の節分・・そして60年ぶりの3センチ積雪
2006.02.05 Sunday
私の住む島は「南国」のイメージがあって、
よく知らない人は「常夏」
だと思っている場合もあるようです。
確かに東京よりはあたたかいです。
しかし決して「常夏」ではありません。
12月から3月初旬にかけては
暖房なしでは過ごせない程度に寒いです。
昨日は雪が降りました。
島で雪が降ることはそうめずらしいことではなく、
毎年1回ないし2回くらいは降ります。
でもたいていはたいしたことのない量で、
あっという間に溶けてしまうのですが、
昨日の雪はちょっと違いました。
窓の外を見てびっくり。
山に雪が積もっている!!
この山のこんな光景は、はじめて見ました。
あまりにもめずらしいので
写真に撮っておくことにしました。
冒頭の写真がそれです。
この写真を撮った昼ごろから雪は雨に変わり、
夕方には跡形もなくなってしまいました。
子どもたちは雪が降るといつも大喜びですが、
それで遊ぶほど積もらないところは、
やはり南国だなあと思います。
夕方になってニュースを見ていたら、
私の住む島が出ていました。
3センチ積雪したのが、なんと60年ぶりだそうです。
→列島寒波、八丈島は60年ぶりに“大雪”3センチ
ところで、雪が降った前日は節分でした。
島へ来るまで私は、
節分というと「豆まき」のイメージしかありませんでした。
それが、節分の日にはそれとは別の重要な催し、もあるということを
島に来て初めて知って、かなりびっくりしました。
島の雑貨屋「ラミ」を訪ねる
2006.02.02 Thursday
前回、ブログ開始1周年の記念に「ブログ大賞2006」応募
にも書いたのですが、
島に来て知り合った友人たちには
「すごいなあ〜」と思わず感心してしまうような人たちが
たくさんいます。
みないわゆる「子持ちの主婦」ですが、
子育てに追われる忙しい日々に埋没してしまわないで、
毎日の暮らしを楽しんでいます。
パンやお菓子を手作りしたり、
センスのいい生地で子供服を縫ったり、
自分や子供の帽子やマフラーを手編みしたり、
お気に入りの雑貨で部屋をコーディネートしたり・・・
今日は、そんな素敵な友人の一人であるらみちゃんのお店、
雑貨屋「ラミ」について書きたいと思います。
らみちゃんと知り合ったのは、島へ来る前のことです。
その頃の私は、仕事づけの日々に限界を感じていて、
会社をやめて夫の故郷へIターンしたいと思っており、
島についての情報をネットでいろいろ調べていました。
そんな時、らみちゃんのホームページに出会い、
島ぐらしについて質問するメールを送ったのが、
おつきあいの始まりでした。
その後、時たまメールのやりとりを交わすようになり、
島へのIターン(夫にとってはUターン)が現実になった後も、
実際に会う機会がなかなかなく、
やっと顔合わせが実現したのは、
私が島に来てから半年後のことでした。
私は生後4ヶ月の長女を抱いていて、
彼女は確か、2人目を妊娠中だったと思います。
初対面の印象がどうだったか、
今となっては覚えていませんが、
その後の彼女の活躍ぶりについては、
感嘆の思いで、成り行きを見守っていた
記憶があります。
下の子がある程度の年齢になったころ、
彼女はリサイクルと雑貨のお店を始めました。
同時に2人の子どもを連れて、
島の不動産屋さんの仕事も手伝っていました。
不動産屋さんのネット部門を任され、
ホームページを立ち上げただけでなく、
子連れで物件案内などもしていました。
そんな彼女を見て私は、そのパワーに圧倒されました。
「なんてすごい人なんだろう」と・・・
今でこそ、子ども2人は保育園に通っていますが、
最初は子連れで活動していたのです。
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