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2020.07.05 Sunday

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    ブログ開始1周年の記念に『日本ブログ大賞2006』応募

    2006.01.29 Sunday

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      子供の頃から私は、文章を書くのが好きでした。

      小学生の頃の夢は「作家になること」

      今読むと恥ずかしくて顔から火が出るような小説を書いて、
      少女向けの雑誌のなんとか大賞みたいなのに応募したことも・・・
      (もちろん入選はせず「選外佳作」として名前が載っただけでした)

      成長するにつれ、自分にはそんな才能はないということがわかってきて、
      小説を書くなんて無謀なことはしなくなったのですが、
      小説は無理でもエッセイみたいなものなら書けるかも・・・
      という気持ちを常に持ち続けていました。

      そんな私が「ブログ」に出会ったのは1年前。

      友人のピヨピヨ(ピヨ家のあのね)やラミちゃん(ラミ)の
      ブログを見て興味を持ち、ある日思い立って、
      ヤフーに初ブログ「のんびり島暮らし&ネットdeお買い物」
      を開設したのでした。

      気軽な気持ちで始めたのですが、
      やってみたら楽しくて楽しくて、
      すっかりはまって
      しまいました。

      何がそんなに私を魅了したのか?

      他のブロガーの方との交流ももちろん楽しいのですが、
      一番はやっぱり「書くこと」そのもの。

      就園前・就学前の幼児2人をかかえた日常は何かと忙しく、
      週に1回新しい記事を書くのが精一杯ですが、
      時間があれば
      本当は毎日でもパソコンに向かいたい
      くらいです。

      島へ来て子供を産んでから私は、
      「なんか趣味を持ちたいなあ」
      と思うようになりました。

      もちろんまったくの無趣味というわけではなく、
      夏にスノーケリングをするのは好きだし、
      本を読むのも好きだけど、
      もうちょっと自分の創造性を活かせる何か
      があったら楽しいだろうな、と思ったのです。

      というのも、島へ来て知り合った友人たちは、
      みんなハンドメイドの達人ばかり。
      お菓子づくりに裁縫に編み物等々・・・。

      こじゃれたものやおいしいものが
      都会のように簡単に手に入る環境ではないので、
      みな「買うよりも自分で作った方がいい」
      いろいろなモノを手作りし、
      それがとってもおいしかったり、
      センスがよかったりするのです。

      で、私はといえば・・・
      ものすごくぶきっちょなので
      モノづくりなどできるわけもなし。

      そんなときに思いついたのが
      「公募」でした。

      モノはつくれないけど文章なら書けるから、
      投稿でもしてみたらいいんじゃないかと・・・。

      成人式そして「文化フェスティバル」鑑賞

      2006.01.23 Monday

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        フェスティバル

        團紀彦さんの『るにんせん』をだいぶ前に読み終えたのですが、
        このところ「るにん」ネタばかりなので、
        今日はちょっと話題を変えて島の話に戻ります。

        『るにんせん』の感想は次回へ・・・・

        島の1月はイベント続きです。

        まず4日、消防団の「出初式」

        各地区の消防団の操法大会が行われ、
        消防車の放水なども見られ、「餅まき」もあるので、
        操法大会出場者の家族はもちろんのこと、
        小学生や子連れの親子などで毎年賑わいます。

        しかしその頃我が家の子どもたちは、
        年末からはやりはじめたノロウィルスにやられて、
        遊びにでかけるどころではありませんでした。


        次に5日の「成人式」
        今年の成人の日は9日でしたが、
        島では成人式の祝典は5日に行うのがならわしです。

        島の子どもたちは高校を出ると、その多くは離島します。
        東京の会社に就職したり、大学や専門学校に入ったり。

        それらの若者が正月に帰省するのに合わせて、
        ちょっと早めに祝典を行うのです。

        そして本来の「成人の日」の祝日には、
        今年で25回目となる「パブリックロードレース大会」
        が実施されました。

        このロードレースの翌週の日曜日に開催されたのが、
        今年で17回目になる「文化フェスティバル」

        今日はこの「文化フェスティバル」と
        「成人式」について書きたいと思います。

        「成人の日」というのは一般的には、
        その年の成人者及びその家族にとってのみ特別な日ですが、
        私の住む島では、もう少し広い範囲の人にとって特別な日
        であるように感じます。

        自治体の主催する「成人祝賀式」自体は、ごく一般的なものです。

        しかしその後に行われる各家庭における祝賀会が
        ものすごく盛大なのです。

        自分自身の「成人式」を振り返ってみると、
        振袖を着て祝典に参加し、その後は家で家族だけで成人を祝い、
        夜は同級生たちと居酒屋で盛り上がる、という程度のものでした。
        (ちなみにこの成人式の直前に昭和天皇が亡くなったので、
        祝典は「自粛」モードで行われたのでした)

        おそらくそれが一般的な祝い方ではないかと思うのですが、
        島はちょっと違います

        上映開始!映画「るにん」関連記事リンク集(1/19・リンク追加)

        2006.01.17 Tuesday

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          るにん2

          前に記事に書いた
          わたしの住む島を舞台にした映画「るにん」
          ロードショーが1月14日より、いよいよ開始されました。
          (→奥田瑛二監督作品「るにん」を見る

          同じ映画を見ても、そこから感じるものは人それぞれ異なります。

          そんなさまざまな感想や関連記事を集めたら面白いのではと思い、
          リンク集を作ることにしました。

          まずは、関連ニュースから・・・
          濡れ場演じた松坂慶子、感涙舞台あいさつ−「るにん」初日 (サンケイスポーツ)

          このタイトルを見ると感涙したのはまるで松坂慶子みたいですが、
          正しくは・・・→「るにん」公開で奥田瑛二監督が涙

          この記事によれば奥田監督は、
          「撮影から2年たっての公開で本当にうれしい」と涙した。
          そうですが、
          その挨拶にこんなタイトルをつけちゃうサンスポはさすが(笑)

          ちなみに、舞台挨拶に関しての記事じゃないですが、
          日刊ゲンダイの「ゲンダイネット」の紹介記事もなかなかすごい・・
          映画「るにん」 松坂慶子が大胆な熟女ヌード

          じゅっ、じゅくじょヌード・・・そういう見方もあるんですねえ。

          女優松坂慶子としてはこう書かれた方がうれしいですよね。
          「るにん」妖艶な松坂、存在感(産経新聞ENAK)

          ところで毎日新聞にはこんな関連記事ものったようです。
          旅に出ようよ:東京・八丈島 映画「るにん」のロケ地に 「島抜け」に命かけた男と女

          公開早々、シネマスクエア東急にて「るにん」を観賞し、
          さっそく記事をアップしてくれた☆食遊探求☆のyoshimonさんが
          撮影した場所が観光名所になって見学出来れば良いのになー、
          セットも残ってれば面白いのに
          と思いました

          と書いていたけれど(→「るにん」鑑賞会@シネマスクエアとうきゅう)、
          まさにそんな「ロケ地をめぐる旅」

          こういうツアー、売り出しても面白いかも・・・

          ロケ地全部はとても無理でも
          (奥田監督は、島民ですらほとんどいかないような絶景の場所を
          自分の足で島内をくまなく歩いて探したとのこと)
          毎日新聞の記事に出ていた「黒砂」と「ふるさと村」を巡るだけでも
          面白いんじゃないでしょうか。

          +1万人プロジェクトの期間中に、
          どこかの代理店が企画してくれないものでしょうか。

          八丈島にゆかりのある方で、旅行代理店にお勤めの方々、
          ぜひご一考を・・・

          さて、それではいよいよ、「るにん」記事のリンクを
          下記に連ねて行きたいと思います。

          まずはこちら。

          奥田瑛二監督ご本人のブログ
          瑛二独断からの関連記事です。
          映画祭oh!受賞!
          るにん


          2006年読書始『おじゃれ女八丈島』

          2006.01.11 Wednesday

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            前回紹介した「るにん」には(奥田瑛二監督「るにん」を観る)、
            史実に残る流人が3人登場しています。

            史実上、唯一「島抜け」に成功した
            「佐原喜三郎」と吉原遊女の「花鳥」
            そしてその10年後に、同じように島抜けを行い
            失敗に終わった吉原遊女の「豊菊」

            映画では「豊菊」と「花鳥」の立場をあえて逆転させ、
            「花鳥」の島抜け失敗後に、
            「豊菊」と「喜三郎」が成功する展開になっています。

            「喜三郎」が心惹かれた相手が年若い「花鳥」ではなく、
            中年女の「豊菊」だったというところが、
            この映画の一つの見所なのですが、
            逆に、若さはつらつとした「花鳥」を主人公としたのが
            『おじゃれ女八丈島』という小説です。

            「喜三郎」は若くて美しい「花鳥」と恋仲になり、
            「岩造」というもう一人の人物と3人で図って島抜けに成功する。

            一方の「豊菊」は、「花鳥」の若さと美貌に嫉妬する
            性悪女として描かれています。

            この本は、だいぶ前から我が家の本棚にあったのですが、
            今まで読んだことはありませんでした。

            今回「るにん」を観たので急に興味がわいてきて、
            日付が2005年から2006年に変わったばかりの元旦の深夜、
            どうも寝付けなくて「ちょっとだけ・・・」と
            ページをめくったところ思いのほか面白く
            そのまま一気に最後まで読んでしまいました。

            奥田瑛二監督作品「るにん」を見る

            2006.01.04 Wednesday

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              るにん
              るにん2

              年があけ、もう昨年の話になってしまいましたが、
              去年の暮れに「八丈島の秘密」でも紹介されていた
              奥田瑛二監督来島挨拶!「るにん」試写会のお知らせ)の
              「るにん」上映会
              に行ってきました。

              この映画は、奥田瑛二が監督としてデビューして2作めの作品で、
              私の住む島が舞台となっており、ロケ地でもあるため、
              東京でのロードショー前に、先行試写会が行われたのです。

              島には映画館はなく(かつてはあったということです)、
              島の高校の視聴覚ホールに(ここが島民文化ホール的役割を兼ねている)
              250インチの大画面を設置しての上映です。

              映画館と同様の器材を船で輸送すると
              莫大な費用がかかるということで、
              最初は上映はちょっと難しいという話だったのですが、
              「映画館でみるのと遜色ない映像で上映できる」最新機器があり、
              それを輸送することで、上映が可能になったそうです。

              入場料は1000円。

              ここで集まったお金は
              現在、設立準備中の、
              島の「フィルムコミッション」の基金となるそうです。

              上映は1日のみ。
              昼の部と夜の部の2回。

              夜は、子どもむけの地域のクリスマスイベントに
              参加する予定があったので、
              子どもたちを夫に預け、
              単身、昼の部に行ってきました。

              昼の部は奥田瑛二監督の舞台あいさつがあるということで、
              5分くらいのものかなと思ったら、
              インタビュー形式でたっぷり30分くらいのトーク。

              撮影の裏話などが聞けて、なかなか興味深かったです。

              この映画の話を奥田映二監督に持ってきたのは、
              作曲家の團伊久磨先生のご子息の團紀彦さんで、
              監督は最初は乗り気でなかったそうです。

              私の住んでいる島は、昔、「流刑島」でした。

              島へ流されてきた流人たちの中には、
              本土へ帰りたくて「島抜け」をするものもいたのですが、
              過酷な自然環境ゆえ、そのほとんどが失敗に終わりました。

              その中で唯一「島抜け」に成功した人物が江戸時代におり、
              その人物を主人公にした小説を自分が書くから、
              その映画を撮って主演してほしい、
              と團紀彦さんはもちかけたそうです。

              しかし「ネオンと夜」が好きで
              「海と太陽が苦手」な奥田監督は
              「まったくそんな話に興味はもてない」
              と再三断ったとか。

              そんな折、ある1冊の本を読んで
              考えが変ったのだそうです。

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