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2020.07.05 Sunday

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    12月30日は「餅つき」の日

    2005.12.31 Saturday

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      mochituki1

      年末になると島では、親戚などで集まって
      「餅つき」が行われます。

      夫の実家の「餅つき」は毎年12月30日。
      母方の親族が集まって、新年用の餅をつきます。

      昔は杵と臼を使って1日がかりで餅をついたということですが、
      今は、「餅つき機」を使用します。

      mochituki2

      「さつま餅」という、餅にさつまいもを加えた餅だけは
      杵を使って打つので、臼と杵も用意されています。


      今年もその「餅つき」に参加してきました。
      といっても、チビ2人連れなので私は見学だけ。

      朝早くから始まるのですが、
      10時頃、遅れて行きました。

      男衆は、外の釜の火にかけられたせいろを囲み、
      女の人たちは、つきあがった餅を成形すべく家の廊下で待機。

      開け放った廊下の前に3台の餅つき機が並んでいます。

      せいろで蒸したもち米を機械にかけ、
      つきあがったまだあつあつのそれを軍手で掴んで、
      お供え餅の形に丸く成形します。

      7家族分くらいを作るので遅く行ってもまだまだ終わりません。

      子どもたちは、つきたての餅をつまんだり、
      親戚のお兄さんに出してもらったゲームで遊んだりしていましたが、
      そのうち飽きてきて、庭を探検。

      ニワトリになっぱをあげたり、
      鯉に餌をあげたり(冬場なのでほとんど食べませんでした)
      猫と遊んだり・・・。

      mochituki3

      鶏小屋は2つあり、
      一つはもう卵を産まなくなった鶏たちの隠居小屋。

      餌代ばかりがかかるので
      「つぶす」かよそにあげるかしたいのだけれど、
      家族が反対するのでそのまま飼っていると、
      その家のおじさんが言っていたそうです。

      鶏小屋の一つは高床式の立派なものでびっくり。
      フィリピンの親戚のおじさんが滞在したときに
      作ったものだそうです。

      mochituki4

      クリスマスイブに鶏の丸焼き

      2005.12.27 Tuesday

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        食事2
        クリスマスイブにはを食べた方も多いのではないかと思います。

        我が家も毎年、イブにはを食べます。

        去年はもも肉のローストだったのですが、
        以前、生協で買った丸鶏をオーブンで丸焼きにしたことがあり、
        それがとてもおいしかったので、
        今年は久しぶりに「鶏の丸焼き」をメインにすることにしました。

        鶏はネットで調達。いつも鶏肉を取り寄せている
        とり農園
        に丸鶏を頼んだのですが・・・・

        届いてびっくり!
        なんと、首つき・足爪つき丸鶏だったのです。
        (内臓は抜かれていました)

        丸鶏

        ビニールの上からでよくわからないと思いますが、
        赤い色をしているのが顔でくちばしもついてます。

        これを見た娘は絶叫!
        「ヤダーっ、ヤダーっ、怖いよっ〜
        鶏さんに食べられちゃうよ〜

        くちばしにインパクトがあったようです。

        ネットの写真では首も爪もなかったのに・・・・

        【白軍鶏】1羽分

        とりあえず冷凍庫に保管。
        けっこうでかくて場所をとり、しかも一番上に置いたので、
        それからクリスマスまで、
        冷凍庫から何かを取り出すたびに
        丸鶏を「よっこいしょ」と持ち上げなくてはなりませんでした。

        さてクリスマスイブ前日。いよいよ解凍。
        1晩トレーの上においておいたらだんだんやわらかく
        鶏らしくなってきました。

        イブの日の昼頃、夫が首と足を切断しました。
        もちろんそんなことをするのは初めて。

        もう死んでいるとはいえ、溶けたら目も開き、
        それを処理するのはなかなかすごい体験だったようです。

        私は、首と足がなくなった状態のものしか見ませんでしたが、
        それでも、火をとおす前のその姿はなかなか生々しいものでした。

        「Jump Dance X'mas 」で踊る

        2005.12.21 Wednesday

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          踊る

          もうすぐクリスマス。この時期になると、
          私の住む島でもクリスマス・コンサートや
          子どもむけのクリスマスイベントなどが開催されます。

          先々週末は、所属しているおやこ劇場の
          クリスマス・コンサートに行って
          ヴァイオリンとギターの演奏を聴いて
          優雅なひとときを過ごす予定だったのに、
          私が風邪でダウンして行けず。

          1週間で体調を回復させ、
          先週末は娘と一緒に
          「Jump Dance X'mas DJ Night VOL.3」
          というイベントに参加してきました。

          この「DJ Night」は、
          ミュージシャン高橋英介さん率いる
          「太鼓バンド」のライブ演奏と、
          DJの選曲したナンバーによるダンスタイムによって構成され、
          過去2回、実施されています。

          「太鼓バンド」はとても個性的なバンドです。

          ギター・ベース・ドラム・キーボード・ボーカルに、
          島太鼓やその他の太鼓をジョイントし、
          さらに尺八の演奏家やフラメンコダンサーもメンバーに加えて、
          島の民謡を現代風にアレンジした曲を
          発信しています。

          私がこのバンドのライブをはじめて聴いたのは、
          ある野外イベントのときだったのですが、
          聞き覚えのある民謡が、
          いつもとまったく違うリズムで演奏されている
          のが、
          とても新鮮でした。

          今回はこの太鼓バンドに加え、
          島の社会人ジャズバンド「スカイピース」
          ライブ演奏を行いました。

          「スカイピース」は、
          ビックバンド編成のジャズバンドで、
          サックス・トランペット・トロンボーン・フルート・ベース・
          ギター・ドラム・パーカッションといった楽器を操るメンバーは
          みな、島在住者。ふだんはさまざまな職場で働いています。
          (メンバーには小学生もいます。)

          「DJ Nights」は、この「スカイピース」による
          クリスマスソングジャズナンバーの演奏で始まりました。

          スカイピース

          去年の今頃、子どもむけのクリスマスイベントの場で
          同じ「スカイピース」の演奏を聞いたのですが、
          そのときとはまったく違う雰囲気。

          同じ曲を演奏しても、前後の曲との組みあわせ
          (前回はアニメソング、今回はジャズナンバー)
          観客(前回は親子連れ、今回は子どももいるけど大人がメイン)
          場所(前回は屋外、今回はライブハウス風の屋内)
          全然違う音楽に聞こえるものなんだな、と
          興味深く感じました。

          「スカイピース」のライブの後は1回目のダンスタイム。
          会場内に設置されたミラーボールがまわる中、
          DJが曲を次々かけていきます。

















          NYタイムズも評価『海辺のカフカ』再読

          2005.12.13 Tuesday

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            少し前のことですが、とある平日の朝、
            たまたまかかっていたラジオから
            こんなニュースが流れてきました。

            「村上春樹氏の『海辺のカフカ』の英訳が
            NYタイムズの今年の本ベスト10
            に選ばれたということです。これは
            日本人作家の作品としてははじめて
            のことで・・・」

            「えええええ!、さすが村上春樹!」
            村上春樹ファンの私は思わず興奮。

            まあ、NYタイムズのベスト10っていうのが
            どれほど権威のあるものかはわからないけど、
            「日本人初」なんだし、これはけっこうすごいニュースだろう!

            と思った私。これは話題になるかなあ?と思ったら
            それ以降報道を目にしなくて、
            「あら、もしかして聞き間違いだったのかしら」
            と不安になってネットで検索してしまいました。

            そしたら、やっぱりちゃんと記事になってました。
            NYタイムズ、今年の10冊に「海辺のカフカ」を選定
            村上春樹「海辺のカフカ」 NYタイムズ今年の10冊に

            共同通信の記事によれば

            「同紙の書評は米の出版・読書界では権威があるとされ、
            毎年発表されるベスト10冊に日本人の作品が選ばれるのは珍しい」


            ふむふむ。やはり権威はあるようです。
            「珍しい」ってことは、「はじめて」ではないのか?

            いずれにしても、けっこうすごいニュースですよね?

            それなのに、ほとんど話題になっていないっていうのは、
            やっぱり「文学」というものがマイナーだからなのでしょうかね。

            それとも選ばれたのが「村上春樹」だからなのでしょうか。
            他の作家だったらもうちょっと話題になったとか・・。
            (たとえばメディアによく出ているもう一人の村上さんとか)

            まあ、ネット上で検索してみたら、記事がたくさん出てきたし、
            それなりには話題になっていて、単に私が知らなかったという
            ことなのかもしれません。





            いも堀り・・・そしてしょうがの花

            2005.12.06 Tuesday

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              いもほり

              私の住む地域では、
              自家用の野菜を作っている家が多いのですが、
              夫の実家もやはり畑を持っていて、
              季節ごとにいろいろな野菜を作っています。

              冬一番の収穫は「さつま芋」
              今年も12月はじめの週末に、
              恒例の「いも堀り」を行いました。

              この日は夫や夫の兄も働き手となり、
              家族総出で芋を掘ります。

              今年は兄嫁の弟も手伝ってくれ、
              大人総勢5人で実施。

              去年までは傍らで泥にまみれて遊んでいた娘も
              今年は「戦力」として参加。

              私とチビ助も、10時くらいにお茶を持って
              畑をのぞきに行きました。

              その時点で芋はほとんど掘り終えられていて、
              あとは袋につめるだけになっていました。

              お茶が終わって、じゃあ袋づめでもと思ったら、
              軍手のことで兄弟げんかが始まってしまい、
              手伝うどころの騒ぎではなくなってしまいました。

              赤のちっちゃい子供用軍手
              青の普通サイズの子供用軍手があって、
              大きさ的には赤いのがチビ助にぴったりなのですが、
              青の方が自分のものだと思っている様子。

              娘も青の方がよく、譲れるほど寛大でもないので、
              取り合いになってしまったのです。

              ひと悶着あった後、青を手にして満足し、
              次に赤の軍手をしたチビ助は、
              最初は楽しそうに芋を運んでいましたが、
              すぐに飽きて道路へ飛び出し、
              止めてあったバイクに興味深々。

              そんなチビ助の後を追ったりしていて、
              結局私はまったく手伝えず。

              まあ最初から、戦力外ではあったのですが。

              昼までにまだ時間があったので、
              次に「しょうが堀り」をすることに
              なりました。












              村上春樹「東京奇譚集」を読む

              2005.12.02 Friday

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                自分の読んだ本について記録しておきたいと思って、
                別ブログを「はてな」で開設しようとしたのですが、
                使い方がわかりにくく手こずってしまったので、
                結局、こっちに書くことにしました。

                「島ぐらし」とは関係ないのですが、
                ときどき読んだ本の感想も、
                ここにのせていきたいと思います。

                私は、女性作家の小説を好んで読む傾向があります。

                意識して選んでいるわけではないのですが、
                今まで「はまった」作家のほとんどは女性です。

                試しにあげてみると、
                小川洋子・増田みず子・干刈あがた
                松本侑子・松浦理英子
                桐野夏生・宮部みゆき・山本文緒
                林真理子・群ようこ
                等々・・・

                そんな私の唯一の例外が村上春樹です。

                『風の歌を聴け』をはじめて読んだのは、もう15年くらい前のこと。

                何がきっかけでそれを手にとったのかもう覚えてはいないのですが、
                その後『羊をめぐる冒険』を読んだところで、
                決定的に「春樹ファン」になったように記憶しています。

                すでに出ていた著作を古本屋で買い集め、
                その後新作が出ると、新刊で購入していました。

                しかし数年前から、「古本屋に出たら」
                あるいは「文庫になったら」買うようになりました。

                その直接的な理由は経済的なものですが、
                間接的には「村上春樹に対する関心」
                が薄れていたからだと思います。

                「新作をいち早く読みたい!」という熱意があれば、
                本1冊を買う余裕ぐらいはあったはずなのです。

                それが今年になって、
                『ねじまき鳥クロニクル』を再読する機会があり、
                久々に「春樹熱」が蘇ってきて、
                ちょうどその頃、新作『東京奇譚集』が発売されました。



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