「給食の献立紹介」から感じられる想い

2007.11.26 Monday

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    前回書いた「給食試食会で、今どきの給食に驚く」の追記です。
    (「栄養士さんへのエール」として記事をアップしましたが、
    説明が足りず、表現不足の部分がありましたので、
    加筆・修正し、タイトルも変更して、再度アップします。)

    八丈島の秘密
    の台風ねいさんからの、
    ミクシィでのコメントによると、
    給食の献立が今のような傾向
    (パンや麺よりもご飯食が多い)になったのは、
    今の栄養士さんになってからだそうです。

    私は、学校給食全体の傾向として、
    「和食中心」のメニューになってきたのかなと思い、
    そういう風なことを記事に書いたのですが、
    どうもそうではなさそう。

    行政の方針の影響というものも、
    もちろんあるのかもしれませんが、
    給食センターの「給食の献立紹介」を読むと、
    栄養士さんの「子どもたちにはこういう食事を食べて欲しい」
    という想いが感じられます。

    たとえば、ある日のこんなくだり。

    子どもたちは、白いご飯よりも混ぜご飯がすきなようで、
    白いご飯の日には残菜が多くなるそうなのですが、
    それについて・・

    「白いご飯におかず」という組み合わせは、
    私たちにとってとても大切です。
     
     日本人は昔から、
    主食(ご飯)と主菜(肉や魚が中心のおかず)、
    副菜(野菜が中心のおかず)に汁物を加えた
    「一汁二菜」の食事をしていました。

    この組み合わせは、
    白飯を中心として「汁」や「おかず(菜)」を交互にゆっくり食べ、
    口の中でよく噛んで混ぜ合わせながら食べるように考えられています。

    口の中で混ぜ合わせることを「口中調味」といい、
    自分で考えながら味付けを調節できる食べ方です。

    このような食べ方は「ご飯だけ」「汁だけ」よりも
    ずっとおいしいばかりでなく、
    食べる人が栄養や味のバランスを自由に調節できる
    「優れた食べ方」です。

    また、脳を使って考え、
    よく噛んで脳に刺激を与えながら味わって食べることができるので、
    脳の働きをよくすることにもなります。

    つまり、白飯は早食い・大食いを防ぎ、
    さら脳の働きも良くしてくれるんです!

    ご飯って素晴らしいですね。

    給食では白飯を中心とした
    「一汁二菜」の献立を多くするようにしていますので、
    どうか白いご飯の給食も食べられるようになってください。
    (給食のこんだて「ごはんについて」より引用)


    また、豆に関するこんなくだり。
    子どもたちは豆が苦手な子が多く、
    煮豆やサラダにすると残菜が
    多く残ってしまうのだとか。

    学校給食では、
    豆を多く食べられるように、
    食品構成が作られています。

    その理由は、大豆には、
    肉や魚と同じくらい良質なたんぱく質、
    カルシウム、鉄などのミネラルやビタミン、食物繊維といった、
    摂りにくい栄養素などが含まれているからです。

     また、食べるときに「良くかむ」必要があるため、
    歯を丈夫にしたり、頭の回転をよくすることにも役立つからです。

     ご家庭でも、豆料理に挑戦してみてください。
    (給食のこんだて「豆を食べよう」より引用)


    同じく豆に関して、
    別の日記にはこんなのがありました。

    栄養士の考えで、
    カレーの中に豆などを入れているので、
    子供たちから「普通のカレー出して!」とよく言われます。
     今日は、そんなみなさんのリクエストにお応えして、
    普通のポークカレーにしました。
    (給食の献立紹介「今日はカレー♪」)


    私も子どもに「豆」をたくさん食べさせようと、
    甘く煮たり、ポークビーンズ風にしたり、
    ドレッシングをかけたり、
    それこそカレーに入れたりして
    悪戦苦闘(?)しているので、
    これを読んで、
    思わずくすりと笑ってしまいました。

    台風ねいさんは、この献立日記を読んで、
    「若いのにしっかりとした考えを持っていて、
    そのポリシーをきちんとHPに表明していて
    素晴らしい」
    という感想を持ったとのことですが、
    私も同感です。

    若い栄養士さんなのに、
    ほんとに素晴らしい!!

    いろいろご苦労もあると思いますが、
    ぜひこれからも
    この方向性で頑張ってほしいです。

    なお、台風ねいさんによれば、
    息子さんが小学校に入学してから今まで、
    島の給食は
    ずっと満足いくものだったということです。

    その間、栄養士さんは何人か交代しているようですが、
    みな、子どもたちが喜ぶおいしい給食を
    提供してくれていたのだと思うと、
    とてもありがたい気持ちになりました。

    折しも、今日の新聞に
    こんな見出しの記事が載っていました。
    『学校給食法 初の大改正へ
    給食の主目的 「食育に転換」』
    (詳細はこちらを⇒学校給食法、初の大改正へ 栄養改善から食育へ、文科省
    (エキサイトニュース)

    給食のことを記事にした矢先だったので、
    なんとタイムリーな!とびっくり。

    タイムリーといえば、
    台風ねいさんがミクシィ内に立ち上げたばかりの「郷土名物料理コミュ」にも
    「ご当地給食」のトピを立てたばかりだそうです。

    ミクシィ会員の方で興味のある方は、
    どうぞ、のぞいてみて下さい。

    私もさっそく、コミュの会員になりました。



    JUGEMテーマ:地域/ローカル


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    2017.05.14 Sunday

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      コメント
      コメント&トラックバックありがとうございます。
      レス、遅くなってすみません。

      本当にこの「給食日誌」の存在は素晴らしいですよね。

      学校からもらってくる献立表だけではイメージがわかないけれど、
      こうやって写真があってコメントがあると全然違う。

      そして、朝食日記
      さっそく拝見しました。
      すごい〜!!の一言。

      これからも楽しみにしてます!

      • by 海風おねいさん,へ←フナリン
      • 2007/12/05 12:06 AM
      食関係のコメントにはこのハンドルを使ってます。
      ややこしいですが、よろしくお願いします。

      わたしもこの給食献立日誌に触発され、朝食ブログを始めました。
      個人の朝食の記録なので、どうしても後回しになり、
      毎日は更新できてませんが、今後もずっと続けたいと思ってます。

      いい給食を作っていただけることは本当にありがたい。
      親として安心して学校へ送り出せるだけでなく、
      わが身を引き締めて、家庭でもより一層頑張ろうと思う励みになります。

      インターネットの普及で、
      取り組みを直接知ることができるようになったことは、
      本当にいい時代になったと感じます。
      毎日発信してくださる栄養士さんに感謝しています。
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      みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。 スッキリしない微妙なお天気が続いている八丈島です。{/hiyoko_cloud/} 中学校の記録会は昨日無事終了しましたが、 来週の日曜日には、「町民体育大会」が控えています。 各地区の小学校グラウンドにおいて、地元の方々参加
      • 八丈島のおいしい暮らし
      • 2007/11/27 2:44 PM
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